中小企業経営のための情報発信ブログ88:5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動」について書きます。「5S」は仕事の基本中の基本ですが、あまりに当たり前すぎて、おろそかにしていないまでも、あまり意識してこなかったかも知れません。
5Sは、整理・整頓・清掃・清潔・躾の5つの言葉の略ですが、JISによれば、「職場の管理の前提となる整理、整頓、清掃、清潔、しつけ(躾)について、日本語のローマ字表記で頭文字をとったもの」と定義されています。
5S活動を職場の管理の前提となるもので、整理整頓によって職場環境を綺麗にする美化活動ではありません。つまり、5Sを通じて職場が抱える課題を解決する改善活動です。5S活動で職場環境が整うだけでなく、無駄がなくなります。そしてその結果、作業の効率性や生産性の向上が実現できるのです。
1.5Sとは?
古くから日本の製造業を中心に行われている、職場の環境整備活動が5Sです。
Ⅰ:整理・・・必要なものと不必要なものを区別して、不必要なものを片付けることです。ポイントは、①不要なものを思い切って「捨てる」ことと②短期間で一斉に行うことです。
Ⅱ:整頓・・・必要なものを必要なときにすぐに使用できるように、決められた場所に準備しておくことです。ポイントは、①作業性、安全性、美観などを考慮して置き場所や置き方を決めることと②表示を徹底して行うことで「所定の場所に必ず戻す」ことを徹底することです。
Ⅲ:清掃・・・必要なものについて異物を除去することです。ポイントは、①短期間にこまめに行うこと ②全員で個人別に平等に分担して行うこと ③汚れの発生源
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