世界一豊かな大統領
ロビン・フッドはイギリスの伝説的英雄。12世紀後半、富裕層から金品を略奪し、貧しい人々に分け与えました。伝説的と言われるだけに実在したのかどうかについては議論の余地があります。しかし、その活躍は後世に語り継がれ、戯曲や映画にもなっています。この際、実在したかどうかは重要ではありません。その英雄譚が時代を超えて支持されている、今も昔も弱きに手を差し伸べる英雄の存在を人々は望んでいる、重要なのはそこです。
南米ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ氏が2025年5月13日に亡くなりました。1960年代にはゲリラ組織の戦士で、その闘争がロビンフッド・ゲリラと呼ばれました。富裕層から金品を強奪し、貧しい人々に分配したからです。まさにロビン・フッドさながらだったのです。
2010年、ムヒカ氏はウルグアイの第40代大統領に選ばれました。
大統領になってからも官邸には住まず、郊外にある自身の家に妻と3本足の犬と共に暮らし、給与の90パーセントを貧しい人々に寄付しました。
"Many people probably think that a president has to live a luxurious life. But I don’t think so. A president is just one of the people. I cook, I wash the dishes, and I do the shopping. Every morning, it’s my job to feed my dog, Manuela. I often sit alone on a bench
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