先輩看護師の指導を受ける側の心得
前回の記事では先輩看護師が後輩看護師を指導するために大事にしたいポイントについてでした。今回は指導を受ける側、新人さんや後輩看護師の立場から指導を受ける際の心得について考えていきたいと思います。どんなに経験年数が長いベテランの看護師だって、皆新人の時がありました。今、指導をする側になった先輩看護師の皆さん、そして、今先輩やプリセプターから指導を受けている新人・後輩看護師の皆さんに聞きます。指導を受けている時、どんなことを考えていましたか?指導内容にもよってくると思います。何か新しいことを教えてもらっている時、間違ったことを指摘されている時、その指導内容がプラスな内容と感じるか、マイナスな内容だと感じるかによって、受け止め方は変わってきます。どうしても経験年数が経ってくると、新人の時の思いを忘れてしまいがちです。先輩の立場になったからこそ、責任の重さが身にしみているからこそ、指導が熱くなってしまったり、厳しくなってしまったりする先輩看護師もいるでしょう。そして、この業界の悪いところなのですが、業務が多忙であるがゆえに、落ち着いた冷静な指導が行うことができていない看護師が多いのも事実です。でも考えてみてください。私たち看護師は、先輩看護師の求める理想像の看護師になるために仕事をしているのでしょうか?先輩看護師に気に入られるために看護師になったのでしょうか?そうではなく、よりよい看護を患者へ提供するためです。誰だってマイナスなことを言われることは嫌なことです。モチベーションだって下がります。そうならないために、指導を受ける側の新人・後輩看護師の方々には以下のことを大切にしていただける
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