習慣とは、内面に向き合い対話すること。愛すること。
私たちは何が良くて何が良くないのか、どんな価値観を持ち、どんなことに違和感や嫌悪感を感じるのか、そういった今まで抱えてきたものを全部いったん脇において、もっと全体的な視野で有効活用していくことが大切です。そうするとどうなるかというと、自己コントロールがやりやすくなるからです。いまは難しいと思っていることもやれるようになってくる、ということです。これは優等生と劣等生の両方を効果的に活用するということです。それでこういうふうに価値観を緩めて行ったときに何が起こるかというと、自分の中にある優等生と劣等生の両方を効果的に活用しながら目標達成していくようになるということです。例えば、過去の学生時代のことをを思い浮かべてみてください。平均的にひとつのクラスには一定数の優秀な生徒、それ以外の中間層、少数の不良の生徒と大きく3つに分かれます。もしあなたが担任の先生だったとして、優秀な生徒だけに興味を持ち、優秀な生徒のみを優遇していたとしたらどうでしょうか。そうした場合、他の生徒は違和感を感じ、不平不満を伝えてくると思います。そのクラス事態の一体感は崩れてしまい、コントロールも難しくなります。でもどうでしょう、どこの学校にも一定数の割合で、不良の生徒でも仲良くしている先生はいませんでしたか、そしてその先生は分け隔てなく、誰とでも普通に偏見なく接していませんでしたか。このように自分自身の内面にある偏見や、価値観に捕らわれることなく良い面にも、悪いと思える面にも両方に目を向け、緩めることで圧倒的にセルフコントロールを成功することができます。もう一回言います。良い悪いとか好き嫌いというのを少し緩めてい
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