「快適な涼しさ」は強敵。
総務部長であった頃この時期になると、月に数回注意しなければならない社員が増える。「しっかりしなさい」と。でも、気持ちは分からなくもなかった。寝苦しかった気温が急激に下がり心地よい眠りに誘われるがまま、布団に包まる結果「寝坊」という事態に陥ってしまうのだ。20年以上の社会人経験の中で私は「寝坊」で遅刻をしたことは一度もなかった。基本的に、始業時間より1.2時間早く出社していたので多少の寝坊でも、遅刻には至らなかったからだ。たまに、出勤時間ギリギリになりそうな時は他の社員から「何かあったんですか?」「どうしたんですか?」と心配ラインや電話まで来る始末。「たまにはゆっくり出勤させてよ・・」と嬉しくも困りもしたものだった。こんなことを他の社員に「やった方がいいよ」とは言わない。私が勝手に、好き好んでやっていただけのこと。でも、知っていて欲しいと思ったの。「時間を守る」という行為は仕事だけでなく私生活においてもイレギュラーを除き誰でも簡単に出来る「約束」であり誰でも簡単に守れる「ルール」であること。そしてそれは確実に「信用」に結びつくということを。今の時代フレックスやリモートワークが通常にあって時間の概念を忘れがちになってしまうけど私たちはみんな、子供の頃から「学校・幼稚園・保育園」で時間の制約の中で暮らしてきた。社会がスムーズに動くため誰かの時間を無駄に奪わないために「時間を守ることの大切さ」を教育されてきたのだ。ずば抜けた才や潤沢な蓄えがある人は時にカリスマ性でカバーされることもあるが一般的にはなかなか受け入れてはもらえないのが現実。だからこそ意識を持った方がいいと、私は思う。しかし
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