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35損益分岐点について

学生向けの記事になっています。 この記事では、インターンシップ参加前に理解しておいた方が良い損益分岐点について私の考えを述べています。インターン中或いは就活に役に立つと思います。損益分岐点とは、事業において売上と費用が同じ金額、つまり利益がゼロになるポイントのことです。 インターンでは、損益分岐点を意識しながら与えられた業務を遂行することをお勧めします。 同じような意味で「費用対効果」という用語があります。 費用対効果の方がわかりやすいので、インターン生ならこちらを意識して仕事をしてもいいと思います。 ただ、損益分岐点の方がより細かく計算している感じになります。 損益分岐点は、費用を上回る売上があって利益が出ている状態であれば、費用対効果の意味と変わりありません。 が、損益分岐点を求める場合、費用についてもう少し細かく見ていき、費用を固定費と変動費に分けて考えます。 業務の活動が大きい時、固定費は一定(あまり変わらないという意味)ですが、変動費は活動に応じて増加します。 つまり、私が言いたいことは、頑張って仕事をすると、利益が少なくなったり、損をする場合があるということです。 例えば、飛び込み営業で、営業マンが交通費を使って、訪問先に行くとします。販売に成功すれば、費用に対して売上が大きいので費用対効果があることになります。しかしながら、販売に何回も失敗すると交通費がたくさんかかり、利益が少なくなるか損をしてしまいます。(こういう時、通常、訪問を中止して、戦略を考え直すと思います。) 短期のインターンシップであれば、費用対効果を考えながら、一生懸命仕事をしたり、自分の目的に向か
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売り上げより利益でしょ

こんにちは皆様。この時代にトヨタが最高益なのだそうだ、売り上げが大きいのでは無く益が最高ってのは凄いです。私は夫が車好きだったので知っているのですが、昔豊田ショックってあったのを知っている。その頃売り上げは高かったと思うが(記憶は定かではない)、利益率が激減して、確かカローラ一台当たり数万円くらいしか利益が無いって話が載って居た気がする。「カローラやのに拘り過ぎたで、塗装も足回りも良くなってるのに、カローラやで安くしか買わんし。」と夫が言っていたのを覚えている。其の後、社長が創業家から叩ぎあげの社長に変わって、指揮を執るようになったと記憶している。(私の記憶が正しければ)其の後また社長が創業家に移って、そして今に至っている、上場企業は創業家が経営しなければならないわけでは無いのでしょうが、そこはヤッパリ創業家って大株主だから、一時的に利益が少なくなっても、中長期的な経営を提案できるのではないかと思う。経営って一年の利益を考えるだけでなく、永続的に指標を指し示していかなければならない。昔、何かで読んだけど、京都の老舗の女将は「男はんは今しか見えてへんから、女が10年先、20年先を言うたらなあかん。」って言うってのがあった。男女は関係なく、来年の利益とか再来年の利益では無く、永続性を考えるべきなのでしょうね。10年、20年先って、山に木を植えるようなもので、最初は小さい木だし、枯れてしまうかも知れないけど、植えていかなければ、20年先には木が古くなって、最後に何も残らなくなってしまうのだ。トヨタみたいな大きな会社でも町工場でも、損益分岐点ってのがあって、ある程度売り上げの規模が大き
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航空会社の経営からの学び

昨年、ANAとJALは無配でした。ちなみに配当キングは花王です。なんせ「30年連続増配中」(増配!)でぶっちぎり。創業以来無配がない会社も多いです。さてANAですが、ご承知のとおり感染症の影響で運行が激減しています。国内線は約50%減、国際線は約90%減。これに固定費(人件費や機体のリース料/減価償却費など)が重くのしかかっています。ANAは売上の約6割が固定費だそうで、新聞には「飛ばなくても毎日30億円が流出」と書かれていました。 世界の航空業界は、リーマンショック以降も中期的にはグローバル化を追い風に、需要を伸ばしてきました。しかし今回は物理的要素が経営を直撃しています。つまり典型的な3密。国内では都道府県をまたぐ移動自粛、「密」への警戒感が強い。機体の稼働率、座席の稼働率で勝負してきた航空会社としては、まさに存続の危機です。海外出張しなくても、打ち合わせならいつでもどこでもZoomでできますからね。また、従来就職人気企業ランキングは、保険、商社、航空が3強で、21年卒ランキング(20年調べ)でもANAとJALはベスト10入りしていました。しかし21年卒の採用はなし。22年卒も大幅減です。 ここで固定費について考えてみます。多くの方がよく混同するのが、損益分岐点と操業停止点です。「損益分岐点を下回ったら、売れば売るほど赤字だから、営業しないほうがいいでしょ?」→「違います。操業停止点まで営業し続けるんです」。ん?どういうこと? 利益創出のプロセスを考えましょう。売上-費用=利益。費用=変動費+固定費。従って、(売上-変動費)-固定費=利益です。つまり、粗利-固定費=利益。固
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企業経営分析の実際

ご承知のとおり今世の中は、感染防止と経済復活の両立が大きな社会課題になっています。休業している店舗や小規模企業も多い。私は、以前からボランティアで中小企業さんの経営診断をやっています(中小企業診断士資格の更新条件)。今までチームや個人で数社行い(運送業、塗装業、IT企業など)、お付き合いが続いている会社もあります。最近は連絡できていませんが、この状況で大丈夫か心配です。で、今回は「経営分析の実際」についてお話します。 大企業の経営分析って、ROEとかNPVとか難しいことやりますよね。でも中小企業の経営をリアルに分析する場合は、少し観点が異なります。ただし大企業も中小企業も、売上を最大化する、コストを抑える、利益を出し続ける、このポイントは同じです。その上で、中小企業は「まず安全性を最優先する」というのが私の考えです。具体的に重視するのは2つ。損益分岐点、現預金月商数です。会社が倒産するってどういう時でしょう? 一般的には「支払不能」と「債務超過」の二つです。私が営業だったころは、手形決済が多かったので、よく「不渡2回出したら銀行取引停止で廃業だよ」って聞きました。実際1回不渡出したらうわさになっていた。銀行引き落としの場合でも、入金が1日遅れると大騒ぎでした。取引先への品代、銀行借入金の返済、従業員の給料、これらを支払えないと社会的にはENDです。 では債務超過はどうでしょう。経営上、決算で赤字でも単年度ならよくあること。数年続くと心配で、内部留保を食いつぶしていく。それがゼロになっても続くと累積赤字です。さらに続いて自己資本(純資産)を全部食い尽すと「債務超過」になります。保
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自社の損益分岐点を知ろう!

おはようございます!今日は投稿が遅くなってしまってすみません😂夏休みは本当にバタバタで!本日は先日お話した、「売上」と「利益」の関係性について深堀していきます!その前に、なぜ私が急にこんな話をしたかって思った方いらっしゃいますか?「税理士事務所となんの関係があるの??」なんて思われたかもしれません。でも実は税理士事務所でも、お客様と経営のお話をする際にはこの話がとっても大事になってきます!!融資を通す、とかの話になると、また違う分析方法になってきますが、経営の話のなかで、「これからこんな事業をやっていこうと思うんだけど」とか「売上増えたから来年から従業員増やそうと思うんだけど」なんて時にはこの考え方がとっても大事になってくるんです!そして、何が重要って、この話を経営者が全く知らないと、そんな話にも興味がないので、「事前に連絡なく新しいことを始めてしまって赤字になってしまう」というケースがめちゃめちゃ多いんです!!私はこのケースをたくさんみてきたので、どうか私のフォロワーさんにはそうなって欲しくなくて、早めにお伝えしたいと思い、このように投稿させて頂いてます💦では話に戻りますね!まず、先日のように、「売上こんなにあがってるのにお金が全然手元に入ってこない、、、」という原因の一つが「売上」に対して「経費がとれだけかかるか把握していない」ということなんです!え、会計ソフトで入力してるけど?そうですね、間違ってないです。ただ、正確に売上の中にある利益を知るには、経費を「変動費」と「固定費」に分解して「損益分岐点」を出すことがとっても重要なんです!!この「損益分岐点」、皆さん聞いたことが
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期待値と損益分岐点

期待値という言葉を聞いたことはありますか?期待値は理論上の収益のことです。バイナリーをするなら必要なことなので覚えましょう!勝率60%の人が1回1000円でエントリーするときの1回あたりの期待値を求めてみます。(ペイアウト率1.85倍の場合)まずわかりやすく100回エントリーしたときを考えます。60%なので100回のうち60回は勝ってますよね。1000(円)×0.85(倍)×60(回)=51000(円)という計算式になります。逆に40回は負けているので1000(円)×40(回)=40000(円)となって、勝ち分と負け分の差益は11000円になりますね。そしてこれは100回エントリーしたときの計算なので割る100で、勝率60%の人の1回あたりの期待値は110円となります。ジュース1本分くらいの価値しかないんですね。ついでに損益分岐点も覚えましょう。損益分岐点はこの勝率以上あればお金が増えていくよーという数値を出すもので、(取引額÷ペイアウト額)×100で計算できます。ペイアウト率1.85倍で計算すると54.05%になって、この数値以上の勝率が出せていれば利益が出るということです。バイナリーは勝つか負けるかの2択なので普通に考えたら勝率50%以上で利益は出るはずですが、勝っても2倍の金額が貰えるわけではないので54%以上ないと利益が出ないんですね。勝率50%で先程の期待値を計算して見ましょう。勝ち:1000(円)×0.85(倍)×50(回)=42500(円)負け:1000(円)×50(回)=50000円7500円の損失になって、1回あたりの期待値は-750円になるんです。勝率50%
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