期待値と損益分岐点

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マネー・副業
期待値という言葉を聞いたことはありますか?

期待値は理論上の収益のことです。

バイナリーをするなら必要なことなので覚えましょう!

勝率60%の人が1回1000円でエントリーするときの1回あたりの期待値を求めてみます。(ペイアウト率1.85倍の場合)

まずわかりやすく100回エントリーしたときを考えます。

60%なので100回のうち60回は勝ってますよね。

1000(円)×0.85(倍)×60(回)=51000(円)という計算式になります。

逆に40回は負けているので

1000(円)×40(回)=40000(円)となって、

勝ち分と負け分の差益は11000円になりますね。

そしてこれは100回エントリーしたときの計算なので割る100で、勝率60%の人の1回あたりの期待値は110円となります。

ジュース1本分くらいの価値しかないんですね。


ついでに損益分岐点も覚えましょう。

損益分岐点はこの勝率以上あればお金が増えていくよーという数値を出すもので、

(取引額÷ペイアウト額)×100で計算できます。

ペイアウト率1.85倍で計算すると54.05%になって、この数値以上の勝率が出せていれば利益が出るということです。

バイナリーは勝つか負けるかの2択なので普通に考えたら勝率50%以上で利益は出るはずですが、勝っても2倍の金額が貰えるわけではないので54%以上ないと利益が出ないんですね。

勝率50%で先程の期待値を計算して見ましょう。

勝ち:1000(円)×0.85(倍)×50(回)=42500(円)
負け:1000(円)×50(回)=50000円

7500円の損失になって、1回あたりの期待値は-750円になるんです。

勝率50%では資金が減るばかりというのがこれでわかりますね。

怪しいツールは勝率90%とか書いてあったりしますが、恐らくマーチン込みの勝率でしょう。

マーチンは負けたときに倍額にしてエントリーする方法ですが、勝つか負けるか2択のバイナリーで勝てる確率は、常に2分の1です。

マーチンしたからといって勝てる確率が上がるわけではないんです。

1マーチンしたときは勝率81%以上ないといけないので、リスクが高いのがわかりますよね。

マーチンの計算方法は

(取引合計額÷最終マーチンペイアウト額)×100で計算できます。

最初に1000円でエントリーして負けたら、1マーチンしたときは倍額の2000円を掛けるので取引合計額は3000円ですね。

そして1.85倍のときの2000円掛けペイアウト額は3700円です。

(3000÷3700)×100で81.08となるわけですね。


フルムーンがマーチンをしないのはこれを知っているからです。

そもそもマーチンして勝てるのなら、はじめからその足でエントリーしていればいいだけだと思うんですよね。

最初のエントリーは必要だったの?と思ってしまうんです。


エントリーした場所が悪くて僅差で負けるとか、思った動きをしなくて負けることもありますが、マーチンはしません。

負けたところにまたエントリーする価値があるのなら、倍額ではなくて同額でもう一度入ります。

フルムーンは別の通貨で探すことが多いので、負けた通貨でリベンジ!というのはあまりやらないですが。

お金の価値は人それぞれですが、お金がないと生きていくことはできません。

無駄なエントリーしたり、ギャンブルみたいなトレードすることが好きならデモトレードでやりましょう。

そのエントリーに自分のお金をかける価値が本当にあるのか考えてくださいね。

色んな手法を販売しているのでお時間あるときに見てみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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