35損益分岐点について

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学生向けの記事になっています。
この記事では、インターンシップ参加前に理解しておいた方が良い損益分岐点について私の考えを述べています。インターン中或いは就活に役に立つと思います。
損益分岐点とは、事業において売上と費用が同じ金額、つまり利益がゼロになるポイントのことです。
インターンでは、損益分岐点を意識しながら与えられた業務を遂行することをお勧めします。
同じような意味で「費用対効果」という用語があります。
費用対効果の方がわかりやすいので、インターン生ならこちらを意識して仕事をしてもいいと思います。
ただ、損益分岐点の方がより細かく計算している感じになります。
損益分岐点は、費用を上回る売上があって利益が出ている状態であれば、費用対効果の意味と変わりありません。
が、損益分岐点を求める場合、費用についてもう少し細かく見ていき、費用を固定費と変動費に分けて考えます。
業務の活動が大きい時、固定費は一定(あまり変わらないという意味)ですが、変動費は活動に応じて増加します。
つまり、私が言いたいことは、頑張って仕事をすると、利益が少なくなったり、損をする場合があるということです。
例えば、飛び込み営業で、営業マンが交通費を使って、訪問先に行くとします。販売に成功すれば、費用に対して売上が大きいので費用対効果があることになります。しかしながら、販売に何回も失敗すると交通費がたくさんかかり、利益が少なくなるか損をしてしまいます。
(こういう時、通常、訪問を中止して、戦略を考え直すと思います。)
短期のインターンシップであれば、費用対効果を考えながら、一生懸命仕事をしたり、自分の目的に向かって行動したりすれば、いいと思います。しかしながら、長期のインターンシップにおいては、費用をたくさんかける場合があります。
時々、指導担当者に、費用対効果や損益分岐点について確認して、仕事を進めるとより高度なインターンになると思います。

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