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基本のSWOT分析

新たにビジネスを立ち上げる際に自社の強みとビジネス機会を掛け合わせることが基本だと言われています。どのように分析を行うかというと、代表的なフレームワークがSWOT分析です。SWOTとは、それぞれの頭文字を取ったもので、次の要素から成り立っています: Strengths(強み):自社が得意とすることや優れた点です。例えば、独自の製品やサービス、スキルの優位性、強力なチームなどが強みとなります。 Weaknesses(弱み): 自社が改善が必要な点や不得意なことです。過去の失敗やリソース不足、不効率なプロセスなどが弱みとなります。 Opportunities(機会): 外部環境での良いチャンスや成長の機会です。市場の需要増加、新しい技術の登場、競合の弱体化などが機会となります。 Threats(脅威): 外部環境でのリスクや脅威です。競合の増加、法的規制の厳格化、経済の不安定性などが脅威となります。 SWOT分析を行う手順は次の通りです: 情報収集: 内部の強みと弱み、そして外部の機会と脅威を洗い出します。情報収集は調査やデータ収集を通じて行います。 要因のリスト化: 収集した情報をもとに、それぞれの要素をリスト化します。強み、弱み、機会、脅威ごとに項目を挙げます。戦略策定: 強みを活かし、弱みを克服し、機会を活用し、脅威に対処する戦略を考えます。 実行計画: 最終的な戦略をもとに、実行計画を策定します。誰が何をいつ行うのか、具体的な行動計画を立てます。 SWOT分析は、組織やプロジェクトの成功に向けた指針を提供し、リスクを軽減し、機会を活用する手助けをします。自社の状況を整理し、
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原点のはなし

以前私はよく野村克也氏の本を読んでいました。昨年お亡くなりになり、とても残念です。野村さんは監督として、試合采配と選手育成の両方で手腕を発揮した名将です。ただし著書はなんとなく読んでいたので、内容はほとんど覚えていません。ごめんなさい。その中で唯一覚えているのが「原点」の話です。 プロ野球投手の原点は「外角低めの速球」。結局、外角低めの速い球は多くの打者にとって最も打ちにくいものだ、つまり「投手の原点だ」という考えです。迷ったらコースを九分割して原点(外角低め)に思いっきり投げ込む。日ごろの原点に対する練習がものを言う。いろいろな駆け引きや技術はあるけど、最後は原点回帰してそれを信じる。ここだけはなぜか忘れないんです。これって仕事、商売、事業経営などでも同じだと思います。つまり本質的な原点というものがあり、それを抜かして進めてはいけない。似たような言い方、表現もありますね。王道、定石、基本中の基本、などなど。これがわかっているだけで随分勝率が上がります。 いくつか例を上げてみます。あくまで私が「原点」だと思っていることなので、そこはご了承ください。仕事の原点は、PDCA。商売の原点は、客数×客単価。ブランディングの原点は、広さ×深さ。自己成長の原点は、守・破・離。むむ、結構ありますね。もう少し行きますよ。分析の原点は、対象×切り口。経営の原点は、ROA(=利益÷総資産)。私の思い込みを超えて、世の中にはもっともっと多くの原点が存在します。武道の原点、受験の原点、家族円満の原点は?答えがあるわけではないので、思いは人それぞれです。 ここで戦略の原点を考えてみましょう。おいおい、そ
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