238.「体育座りは腰に悪い」のは本当?
・「体育座りは腰に悪い」のは本当? 痛くなる原因は? 姿勢調整師に聞く
学生時代に両膝を抱えた状態で座る、いわゆる「体育座り」をしたことがある人も多いと思います。中には、「体育座りの姿勢がつらい」「腰が痛い」と感じる子どももいるようで、SNS上では「体育座りは腰に悪い」「腰や内臓に負担がかかる」といった声が上がっています。
体育座りは、本当に腰に悪い座り方なのでしょうか。体育座りをすると、腰が痛くなるのはなぜなのでしょうか。小学校などで正しい姿勢を指導する、姿勢調整師の肥田明子(ひだ・あきこ)さんに聞きました。
関節や筋肉に問題がある可能性
Q.体育座りをしたときに、「姿勢がつらい」「腰が痛い」と感じる人もいるようです。体育座りは、体によくない座り方なのでしょうか。
肥田さん「体育座りは、体の構造が正常であれば、問題なくできる座り方です。体育座りをしたときに『つらい』『腰が痛くなる』と感じた場合、座り方が悪いというよりは、関節の動きや筋肉の状態に問題がある可能性があると考えます。
ただし、体育座りは腰から背中を丸めて座る行為なので、毎日1時間以上その座り方をすれば、腰に負担がかかります。また、座る行為は、立っているときよりも腰への負担が40%ほど増すというデータもあります。体育座りにかかわらず、長時間座り続けていれば、腰に負担がかかることを知っておいた方がよいでしょう。
体育座りが背骨や股関節に与える影響ですが、体の構造が正常で長時間座らないのであれば、問題はないと考えます。なぜなら、背中と腰の骨にゆがみがなければ、丸めることができるようになっているからです。
股関節は、1
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