今年学んだこと 2024年度 その1
今年も無事に終わりました。
今年は不登校の子がいたので、皆様の合格もいつもとは違った感じがします。合格したことが嬉しいというよりは、笑顔が増えた、いろいろと自分のことを話してくれるようになった、少しずつ学校にも行くようになったことが、本当に嬉しかったです。受験を経て新しい学校に入学して、新しい友達と学校生活を楽しんで欲しいです。
また、今年は偏差値という数字にとても振り回されました。模試でミスして偏差値が下がった時は、素直にアドバイスを聞いてくれるのですが、良い偏差値が出ると、いくらアドバイスをしても聞き流されてしまうご家庭がありました。
『偏差値では志望校に届いていますが、志望校の問題とは質や傾向が違うので、こういう対策をしませんか?』
とお願いしても、
『そこは大丈夫だと思います。偏差値も届いていますし、それほど気にしなくて大丈夫だと思います。』
『ですが、模試でもこの傾向のところはできていません、、、』
とお伝えしても、聞き流されてしまいます。お母様が聞き流していることは、当然子供も聞き流します。
子供からしたら苦手なところですから、当然あまりやりたくないので気分も乗らずふてくされています。ここでお母様にご相談して、
『多少時間がかかってもいいので、一日一問でもやらせませんか?』
子供が言うことを聞かないし、不機嫌なのを相手にしたくないため、
『本人に聞いてみて、本人の判断に任せます』と有耶無耶にされてしまいます、、、。
それでも合格させないといけないので、授業の中で気づかれないようにひっそりと対策をします。第一志望に合格させると自分だちのやったことが正しかったと勘違いし
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