【そんなの関係ねぇ?!】
私の愛読書の一冊に「氷川清話」がある。
勝海舟が晩年に自身の来歴や人物評等を
語った談話集で、今の我々にも人として
カウンセラーとして十分に通じる意見が
随所にあり、学ぶべきところの多い本だ。
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私がこの人のあり方に感銘を受けるのは、
市井の人の姿勢に学びを得るだけでなく、
如何なる状況にあっても動じることなく、
心乱さず自分を貫ける強さがあるからだ。
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先日読んだ記事に、彼が福沢諭吉に批判
された際、「そしるほめるは他人の主張
だから、自分には関係ない」と述べたと
あった。また、「世の人は 我を何とも
言わば言え 我がなすことは 我のみぞ
知る」という坂本龍馬の和歌も出ていた。
両方に共通するのは、他者の意見に左右
されず、批判に批判で返すようなことも
なく、他者の意見を受け止めながら自分
は自分として貫いていることだと思うが、
これは、正しく、1月11日にお話した
「6つの気づき」の外的行動②にあたる。
他人の意見や行動を批判したり、自分の
考えを押しつけたりしない、という視点
を昔の偉人は常に持っていたのだと思う。
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正論は一つだけではない。自分にとって
の正論と他者にとっての正論が違うのは
珍しいことではなく、共に正しいことも
あり得る。それで良いのだ。肝心なのは、
他者の意見を受け止めながら自分を貫く
強さと相互理解の精神を併せ持つことだ。
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