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2022/06/01 「防衛機制」について #防衛機制 #フロイト #アンナ・フロイト #ヴァイラント #精神分析学 #パーソナリティ障害

「ハラスメント加害者」の不可解な行為を知るには、「防衛機制」を把握する必要があります。「防衛機制」とは「アンナ=フロイト」が、父の「フロイト」(S=フロイト)の研究を元に提唱した「精神分析学」の用語です。これは、「ハラスメント加害者」が無意識に自分に対して「言い訳」をしている事を意味します。「ハラスメント」に関係する「防衛機制」は、〔ハラスメントと防衛機制〕を参照願います。これを見るだけでも、「ハラスメント」は生産性が皆無である事が多少なりともご理解頂けるでしょうか?〔ハラスメントと防衛機制〕「反動形成:トラウマ経験による反動的行動      「ボーダー」から「自己愛性PD」への変化 抑圧:トラウマ経験/悪感情の封印 (否認)事実否認:事実の否認 (分裂)ボーダー的白黒思考:依存対象/悪魔 (分裂)自己愛的白黒思考:服従者/悪魔 理想化:標的からの善意を全て収奪 (統制)コントロールフリーク:服従者の完全統制 躁的防衛:過失の追及者への攻撃による防衛 (否認)責任否認:責任の否認 (否認)責任転嫁:責任を標的に転嫁 (歪曲)Give & Take攻撃:標的の状況を無視した攻撃 (歪曲)ストローマン:根拠不充分な断定攻撃 (歪曲)負のダブルバインド:標的に正解が無い二択攻撃 (歪曲)被害妄想:標的の行為を攻撃と妄信して反撃 (歪曲)意図誤認:標的の行為を全て悪事と妄信した事による誤認 (取り入れ)自己同一性障害:自己/他者への行為/言動が不明瞭な状態による誤認 脱価値化:標的の人格/成果を完全否定 投影:自己の真実を標的に投影して論破 投影性同一視:標的を自己のコピーにし
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ひとは受け入れ難いことをどのように受け入れるか。

生活の中では様々なことが起きます。その中には受け入れ難いことや葛藤など心理的苦痛を伴うものもありますね。そんな時、ひとは無意識のうちに自らを守る「こころの働き」をします。これを防衛機制と言います。13個もありますが、簡単に紹介しましょう。 「抑圧」あまりにもショックが大きいとその記憶が意識に登ってこないように記憶を消し去る(抑圧する)。「否認」 愛するひとの死など、起きた事故自体を承認しない(否認する)。 「反動形成」 自分の感情や本音を知られたくない時など、本当の気持ちとは反対の行動を取る。 「置き換え」 いわゆるストレスを別の何かにぶつける。「八つ当たり」など。 「合理化」 失敗を認めたくない時など、なぜ失敗したのか合理的に正当化しようとする。 「同一化」 劣等感やコンプレックスを感じている時など、自分の尊敬する誰かを真似て「別の自分」になろうとする。 「補償」 劣等感やコンプレックス自体をばねに頑張ろう(自分を補償しよう)とする。 「知性化」 受け入れ難い現実に直面した時、「一般的にこうなのだ」「みんなこうなのだ」と一般化する。 「抑制」 ストレスを忘れるための買い物ややけ酒など。 「愛他主義」 セルフイメージが低いと「自分はいいから他人を助けたい」と問題を他の誰かにすり替える。 「ユーモア」 失敗を「どうということはない」と笑い飛ばす。 「昇華」 欲求不満などマイナス・エネルギーを、起業などプラスに転換しようとする。 「予期」 将来を低く見積もり、失敗の痛みを予め軽減しようとする。 これらもフロイトの理論です。僕たちは無意識のうちにこれらを行うことで、意識が受け入れ難い
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防衛機制と自己愛的防衛

精神分析の中心概念の一つ。環境変化・人間関係への不安によって人格の統合性を維持することが困難な事態に直面したとき、自我はその崩壊を防ぐため無意識のうちに「歪んだ認知」を形成する。このような自我の働きを防衛機制といい数々の種類があります。 防衛機制を使う人は、主に自分を認められない人に多く見られますが ①歪んだ認知がその人にとっての現実だと思い込む場合は、自我障害などの精神病レベルになってしまう人が多いです。 ②自己保身の為に嘘をついて歪んだ認知を行う場合もありますが、この場合は人格障害レベルの人が多いです。 ①②共に自分を認めることが出来ないので、現実が見えない人達となります。 ②は精神病レベルではありませんが、重ね着症候群で素因になる病気が隠されている場合もあります。(生まれ持っての人格障害はいませんので)そして人は自閉して生まれてきます。 持って生まれた脳の構造もあるけど、ここからヒトとして成長するために学習して脳を発達させていかなければなりません。この学習の際も認知は非常に重要になります。 持って生まれたモノの障害で、自閉の域を出られなかったり、学習が出来なかったりしたり、激しいトラウマに耐え切れずに防衛機制を使うことに慣れてしまったりすると、認知が歪んで脳の癖となり成長してしまい、人格形成に大きな影響が出てしまいます。これは青年期や社会に出てから、心の病や人格障害として表出していきます。子供の頃親に「嘘をついてはいけません」と叱られた事はありませんか? 子供の頃は「自分」が確立していないから、現実を見る事ができないので、 嘘をつかないできちんと現実を見るように促し「自分
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【あの人のようになりたい】

 人は、葛藤や矛盾から生じる苦痛、即ち、  不安、不快、罪悪感又は葛藤や心の痛み  等に常に脅かされており、そうした衝動  や情動(耐え難い苦痛、羞恥心、罪悪感、  不快、不安等)を意識化することにより  引き起こされる心的苦痛や不安に対して、  それらを無意識に追いやり、その不安や  心的な苦痛の予感から”身を守る(心の  安定を図る)”ための心の保護的な働き  として「防衛機制」を用いることがある。 ────────────────────  今も時々思い出すのだが、30年ほど昔、  玩具の「仮面ライダー変身ベルト」を腰  に巻き、ヘッドホンステレオを聴きつつ、  深夜の繁華街を闊歩する若者を見かけて、  思いがけず度肝を抜かれたことがあった。  何故にそのような出で立ちで歩いている  のか?単なるファッションか?ライダー  への憧れか?聴いている音楽は、もしや、  「仮面ライダー」の楽曲なのか?一瞬の  すれ違いざまに様々な疑問が頭を過った。 ────────────────────  玩具の「仮面ライダー変身ベルト」を腰  に巻くのは子供がよくやることだ。私は、  子供の頃にそういうものを親に買っては  もらえなかったし、そもそも子供らしく  欲しいものをねだれる空気などない家庭  だったので経験がないが、「ごっこ遊び」  をするほど憧れは人並みにあったものだ。  例え玩具でも「仮面ライダー変身ベルト」  を身に付けることでライダー気分に浸れ、  現実とかけ離れた所で良い心持に慣れる。  これは、「防衛機制」の「取り入れ」と  呼ばれるもので、外界の対象やその対象  の
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教養としての心理学③:防衛機制

代償(compensation):欲求不満に対し、代わりのものを欲求の対象に置き換え、それを満たすことで欲求不満の解消を試みること。 合理化(rationalization):欲求不満に対し、もっともらしい理由や理屈をつけて、欲求が満たされないこと自体を正当化すること。 抑圧(repression):欲求不満に対し、欲求自体を抑え込み、不快な記憶を残したり、自責の念に駆られたりしないようにすること。 退行(regression):自らの欲求を満たすことのできない大人が、幼児期の発達段階に逆戻りしたかのような態度を取る現象。 同一化(同一視、identification):自分よりも優れているものと自分とを重ね合わせて満足すること。 投影(投射、projection):自分の弱みや欠点を相手に転嫁すること。 反動形成(reaction formation):抑圧された欲求と反対の行動を取ること。 逃避(escape):苦しい事態から回避すること。その場からの逃避、空想・現実・病気への逃避があります。 昇華(sublimation):精神的エネルギー(リビドー)が、社会的に価値あるものに置き換えられること。
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