仕事が楽しくないのは、あなたのせいじゃないかもしれない
今日、散歩の途中でネモフィラの群生を見かけた。小さな花が地面を這うように広がって、空色のじゅうたんを敷いたみたいだった。一輪だけ見れば、風が吹いたら飛んでいきそうなほど頼りない。でも群れになると、どこまでも続くように見える。そのしぶとさに、少し見とれてしまった。ネモフィラの花言葉を調べたことがある人は、「あなたを許す」という言葉が混じっているのを知っているだろうか。可憐な見た目と「許す」というずっしりした言葉の組み合わせが、最初は不思議だった。でも考えてみると、しっくりくる。あの花は、土が悪くても、日当たりが中途半端でも、横へ横へ広がって花を咲かせる。どこでも成功する、という花言葉もあるように、環境を選ばずに咲こうとする。その姿が「許す」という言葉と重なるのかもしれない。責めるのではなく、受け入れて、それでも進んでいく。今の仕事に、そういう感覚を持てていますか。合わない環境でも笑顔をつくって、どこでも咲けると自分に言い聞かせながら、少しずつ消耗していく。そういう人から、最近よく相談が来る。先日、40代のMさんという方から話を聞いた。営業職で15年、数字はずっとそこそこ出してきたけれど、ここ数年どうしても力が入らないという。上司との関係もうまくいかず、転職も考えているが踏み切れない。なにより「自分が本当は何をやりたいのか、もうわからない」という言葉が印象的だった。霊視を通じて視ていくと、Mさんの周囲にはっきり重さを感じる場所があった。それは上司との関係ではなく、もっと根のほうにあった。Mさんは昔から「与えられた場所で結果を出さなければ」という意識が強く、それが体に染み込んでいた。
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