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第三話 GO!ゴミバスターズ!編

現在、Mr.かむっくの職場では、施設外就労の一環として、利用者さんと一緒に施設近隣のゴミ拾いを行なっています。きっかけは、近隣の児童館からのご相談でした。 職場では、その児童館で駄菓子販売を行なっているのですが、購入した子ども達による空き袋のポイ捨てが増え、地域から苦情が入っていたそうです。 そこで始まったのが、 この“GO!ゴミバスターズ!”活動です。 「さあ、今日も行きますよ!GO!ゴミバスターズ! (ゴーストバスターズ風にね)」 ……ちなみに、 利用者さんには、そこまで響いていません。 でも、 毎日続けています。 歩道、 橋、 交差点、 公園の植え込み、 花壇、 ベンチ周り―― 「Mr.かむっく、こんなの拾ったよ」 「最悪、こんなのもある……」 「こんな植え込みの下にもあるよ」 そんな声を掛け合いながら、みんなでゴミを拾っています。 毎日実施している活動だからこそ、集中力が落ちないよう、あえてルートを少し変えたり、「自転車来ているよ!」と、声を掛け合いながら、安全にも気をつけています。利用者さんからは、 「毎日拾っているけど、ゴミがなくならないね」 「ポイ捨て、許せないよね」 そんな言葉も出てきます。 ゴミ拾いの時間は15分ほど。 短い時間ですが、地域を少しでも気持ち良く使えるように、今日も頑張っています。 そして最後は恒例の―― 「今日も、我らゴミバスターズのおかげで、施設周辺の美化は保たれました!ありがとう!お疲れ様でした!」 明日も行くぞ。ゴミバスターズ! ……ということで。 ポイ捨て、本当に減ってほしいです。 ゴミ箱に入れる。 持ち帰る。 その少しの行動だけでも、
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【レセプト 〜発想転換処方箋〜 第3回】 ― かむっく大久野地区モデルに込めた設計思想 ―

大久野地区モデルは、どうやって「具体的な連携」に落としていくのか 前回までで、「地域資源を結んでいくモデル」として大久野地区モデルの全体像をご紹介しました。 今回はもう一歩踏み込み、それをどうやって現実の連携に落とし込んでいくのか、その設計プロセスについて書いてみます。 ① まずは「拠点に必要なもの」を分解する 大久野地区モデルでは、食堂を基幹拠点として想定しています。 では、食堂を運営するために何が必要か。 ここを、感覚ではなく要素分解から始めます。 例えば── 食事メニュー・献立 食器・カトラリー 食材(魚・肉・野菜・米 など) 調理・配膳・清掃などの人手 衛生管理・栄養管理 「食堂をつくる」ではなく、 食堂を成立させている部品を一つずつ洗い出すイメージです。 ② 地域に既にある“答えの種”を探しにいく 次に考えるのは、「それをゼロから用意するのか?」ではなく、 地域の中に既にあるものと結びつけられないかという視点です。 例えば魚。 大久野地区には管理釣り場があり、ニジマス釣りやつかみ取り体験、塩焼きが名物になっています。 それなら、 ニジマスを仕入れて、食堂メニューに塩焼きを組み込めないか。 という連携案が自然に浮かびます。 野菜であれば、農産物直売所が活発。 一方で農家の高齢化という現実もあります。 それなら、就労支援の作業として栽培補助や収穫補助を組み込めないか。 という形で、 調達と就労支援が同時に成立する設計に転換していきます。 「資源を探す」というより、 すでにある営みの延長線上に、別の役割を重ねていく感覚です。 ③ 協力機関は、どうやって見つけていくのか 協力
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【レセプト 〜発想転換処方箋〜 第2回】 ― かむっく大久野地区モデルに込めた設計思想 ―

●かむっくとは「かけて・むすんで・つくる」。 地域にすでにある資源や人、制度や役割を掛け合わせ、関係を結び直し、現場で回る形へと再構成していく実装の手つきです。 ● かむっくの設計手法と大久野地区モデル かむっくは、地域の中に障害のある方の“働く場と役割が循環する構造”を組み込むために、就労の視点を起点としながら、その土地ごとの条件や関係性を読み取り、地域資源・企業連携・行政連携を掛け合わせていくという考え方を共通手法としています。 そのうえで、さまざまな人が役割を持ち、それぞれの場所で活躍できる形を設計し、現場で機能する仕組みとして実装していくことを目指しています。 というのも、資源の配置や歴史、地域内のつながり方は場所によって異なり、同じ設計思想であっても、実装の形は地域ごとに変えていく必要があるからです。 その具体例の一つが、西多摩郡日の出町・大久野地区をフィールドとした「大久野地区モデル」です。 この地域ならではの条件と文脈に合わせて、組み立て方を次のように設定しました。 ● なぜ、基幹に「食堂」を置くのか 大久野地区モデルでは、基幹拠点として「食堂」を据えることを特徴としています。 理由の一つは、この場所が、かつてドラマ『高校生レストラン』のロケ地だったことです。 実在のレストランでは、調理クラブの生徒が先生の指導のもとで、レストラン経営と調理の両方を担う、日本で最初の「高校生レストラン」として運営されていました。 新しく何かを持ち込むのではなく、すでにある物語の上に、次の役割を重ねる。その象徴として、障害のある方が関わる食堂を基幹に据えました。 ●地域の文脈を資源化
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