不動産は「売買しか儲からない」は本当か?
― その幻想、かなり危険です ―開業したばかりの方から、よくこんな話を聞きます。「賃貸だけじゃ食べていけないって言われました」「やっぱり売買をやらないとダメですよね?」そして、経験も実績もないままいきなり“売買専門”に舵を切る。はっきり言います。それ、一番危ないパターンです。売買は“儲かるビジネス”ではなく“当たれば大きいビジネス”確かに売買は単価が大きい。1億円の物件なら手数料3%で300万円。数字だけ見れば夢があります。でも現実はこうです。・契約まで3ヶ月〜半年・ローン特約で白紙になる・価格交渉で崩れる・売主と買主の板挟み・紹介料・歩合で利益が半分になる300万円が150万円になることも普通。そして一番重要なこと。1億円の物件を買えるお客様、毎月何人集められますか?ここを答えられないまま売買に行くのは、戦略ではなく“願望”です。売買を勧めてくる人の正体「売買やった方がいいよ」と言う人は大体、・すでに売買で成功している人・あなたを協力業者にしたい人・紹介案件が欲しい人悪意はないかもしれません。でもそれは、あなたの状況に最適なアドバイスとは限らない。正直に言うと、「売買でガンガン儲かっている」と言い続けながら5年以上安定している人はそこまで多くありません。未経験で売買一本は“資金力勝負”になる売買は、・広告費・人件費・紹介料・時間全部重い。案件が決まるまでキャッシュが入らない。開業したての会社がこの耐久戦に勝てるでしょうか?売買は“勝負できる土台”があってこそ成立します。一方、賃貸は地味だけど強い賃貸は派手ではありません。でも回転が早い。住宅、店舗、事務所を扱えば短期間で積み上
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