Q.第二キャリア人材の評価はどうすべきか?
当社には第二キャリアの方が数名いる。いずれも経験も知見もあり、会社としては「即戦力」として迎えている。あるとき代表から、こんな話が出た。「第二キャリアの人たちにも、きちんと評価制度を作った方がいい気がしている」最初にこの話を聞いたとき、正直こう思った。「評価制度、そこまで必要だろうか?」なぜ代表は"第二キャリアにも評価制度を作りたい"と言い出したのか私は代表に聞いてみた。「第二キャリアの方に、何を期待していますか?」代表は即答できなかった。「うーん…即戦力として、経験を活かしてほしい」「では、経験を活かすとは、具体的にどういう状態ですか?」「…それが言語化できないんだよね」ここで私は気づいた。評価制度が必要なのではなく、「何を期待しているのか」を言語化する必要があるんだ。そこで、代表に次の質問をした。「Aさんに期待していることを、3つ挙げてください。ただし、『経験を活かす』のような抽象的な表現ではなく、『〇〇ができている状態』という形で」代表は少し考えて、こう答えた。「担当業務を、自分で設計して回せている状態」「新しい問題が起きたとき、経験から判断できる状態」「その判断を、他のメンバーにも展開できる状態」「ありがとうございます。それが評価基準になります」ここから、評価シートの設計が一気に進んだ。そもそも評価制度を作らず、個別対応ではダメなのか次に浮かんだのは、この問いだった。期待していることを口頭で伝える個別にフィードバックする必要なら注意するそれで足りないのか?結論から言うと、短期的には回る。ただ、それは完全に「人に依存した運用」になる。代表や管理者の言語化力に左右される言い
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