生きるヒント ⑳全集中の受験勉強
先日、評判の高い鬼滅の刃の映画を観に行ってきました。炭治郎の生き方を見ていると、自分も頑張らなくてはと奮い立たせられました。今日は全集中の受験勉強についてお話しします。産業医をしていると、いろんなご相談を受けます。「もうすぐ受験だけど、子供がスマホばかりいじっていて、成績が落ちている。先生はどうやって医学部まで入ったの?」お子様の勉強をしている様子を見ていると少しやってはスマホで遊んでいて、このままでは第三志望校にも入れなさそうと夫婦でケンカをしているというものです。どこまでが産業医の仕事なのか??と思うときもありますが「夫婦ケンカのせいで眠れない、仕事も捗らない」と言われては相談に乗らざるをえません。みなさんは学校の授業時間を覚えていますか?1限あたり小学校が45分、中学校が50分でした。高校や大学になると、義務教育ではないので、学校により様々です。人間の集中力なんて、15分しか持たないという研究結果もありますから、思ったより短いのです。横にスマホでもあったら、なお気もそぞろでしょう。お子さんのせいでも、ご主人や奥様のせいでもありません。お子さんのスマホを帰宅から学校に行くまでは取り上げて、例えば勉強時間を1コマあたり45分と区切ることをオススメしました。希望する学校に進めると良いですね。「思った学校に進めた」という事実は自己肯定感につながり、その後の人生に大きな意味を持ってきます。
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