絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

3 件中 1 - 3 件表示
カバー画像

大切な人間関係を守るために必要な「境界線」

ユング心理学から見る健全な距離感家族、パートナー、友人。私たちの人生において、人間関係はとても大きな意味を持っています。「大切にしたい」「この関係を長く続けたい」そう思う人ほど、相手のことを考え、時には自分を後回しにしてしまうことがあるかもしれません。しかし実は、人間関係を長く健全に保つためには、ただ相手を思いやるだけではなく、適切な距離感を保つことがとても大切です。その鍵となるのが、心理学でいう「境界線(バウンダリー)」です。これは冷たい線引きではなく、むしろ大切な関係を守るための大事な心の仕組みなのです。人間関係が苦しくなるとき誰かを大切に思うほど、人は相手に寄り添おうとします。相手の気持ちを理解しようとし、支えようとし、時には自分の気持ちを抑えてしまうこともあるでしょう。ですが、その優しさが強くなりすぎると、次のような状態が生まれることがあります。・相手の機嫌に振り回される・相手の問題まで自分の責任のように感じる・相手の言葉に強く傷ついてしまう・相手がいないと不安になるこのような状態は、心理学では共依存的な関係とも呼ばれることがあります。最初は愛情や思いやりから始まった関係でも、境界線が曖昧になると、次第に心が疲れてしまうのです。ユング心理学と「個性化」心理学者カール・ユングは、人が本来の自分として生きていく過程を「個性化(インディビデュエーション)」と呼びました。これは簡単に言えば、他人の価値観ではなく、自分自身の価値観で生きていくことです。人は社会の中で生きているため、無意識のうちに・相手に合わせた自分・周囲に求められる自分・期待に応える自分を演じてしまうことがありま
0
カバー画像

職場・恋愛のギスギス… 知っておきたい”4つ”の視点

人って、見た目や第一印象だけでは分からないことが本当に多いですよね。たとえば「ちょっと話しかけづらそう」と思っていた人が、話してみると意外と気さくだったり――逆に「感じが良さそう」と思っていた人から、なんとなく冷たい態度を感じてしまったり――そんな風に、人間関係というのは“実際に関わってみないと分からないこと”の連続です。特にご相談で多いのは、「急に態度が変わった気がする」「何か悪いことをしてしまったのだろうか」このようなモヤモヤした気持ち――でも占いを通して深く見ていくと、その変化には何かしらの“きっかけ”や“すれ違い”が存在していることが多いのです。あらためまして、こんにちは。 占い師、そしてココナラコンサルタントとして活動している、みおりです。 ここからは、私が鑑定の中で特によくご相談を受けるテーマについて、具体的にどんなことが起きていて、どこをひも解いていくと解決の糸口が見つかるのか。4つの視点に分けてお伝えしていきます。■ 職場でのすれ違い ―「自分だったらこうするのに」職場での人間関係において、よくあるのが「最初からなんとなくギスギスしている気がする」「あの人とは何か合わない気がする」というご相談です。このようなケースでは、じつは相手の本質や性質と、自分自身の“思い癖”がかみ合っていないことが原因になっていることがとても多いです。たとえば、「自分ならこうするのに、なぜ相手はそうしてくれないの?」というイライラや不満は、つまるところ“自分サイド”で相手を見てしまっている状態。でも、相手にも相手の価値観や育った環境があり、その人なりの“当たり前”で行動していることが多い
0
カバー画像

アンリセット#40 交わしたあとに芽生えるもの

(前回のあらすじ)いいよ。しっかり勇気持ってるね――入力したこの言葉でAIが物語を展開。 一莉は震える声で連絡先交換を願い、翔太の承諾に達成感を得た。 (本編)連絡先を交換した後も、一莉の胸の奥では小さな余韻が響いていた。 ただの形式的なやり取りではなく、翔太が「勇気」と言ってくれたことで、自分の行動に意味が宿った気がする。 会場を見回すと、あちこちで名刺やスマホを手に、同じように人と人がつながっていく光景が広がっていた。 一莉は、ただ受け身でいるだけではなく、せっかく繋がった翔太と具体的にどう関わればいいのかを考え始める。 その思考の先に、翔太に問いかけたいある言葉が浮かび上がる直前で止める。 一莉は喉元まで出かかった言葉を飲み込んだ。 これからも教えてくれる距離間が知りたいです 口に出そうとして、ぴたりと止まったのは、ただ勇気が足りなかったからではない。 自分が言おうとしたのは「距離感」ではなく「距離間」。 人と人のあいだにある、数値や心理で測れる距離感ではなく、続けていける「間合い」や「余白」を確かめたいのだ。 彼との関係が一度きりで終わるのか、それとも間をつなぐように何度も交わせるのか──その「間」を大事にしたいと心が訴えていた。 けれど、それを伝えるにはまだ勇気が整っていない。 名刺を指でなぞりながら、一莉は心の中でだけその言葉を繰り返し、翔太に視線を向けた。
0
3 件中 1 - 3