わたしのからだは、やさしい味方だった──痛みとの付き合い方が変わった時
【はじめに:わからなかった“この痛み”の正体】
「これ、本当にパーキンソン病の症状なのかな?」
そんなふうに思ったことが、何度もありました。
薬の切れている時間でもないような気がする。
でも、確かにからだが痛い。
重だるくて、ジーンと響くような感覚。
痛みの場所は日によって違って、
強さも、出方も、まったく同じ日はなかった。
それなのに、誰にも説明できなかった。
自分でもうまくわからなかった。
「こういう痛みがあるんです」と言い切ることすらできなくて、
からだの声を、ずっと黙らせてきた気がします。
【医師に伝えても、理解されなかった】
この痛みのことを、医師にも伝えてみたことがあります。
でも返ってきたのは、
「珍しい症状だね」
「他の病気の可能性も考えたほうがいいかもしれない」
そんな言葉でした。
たしかに、パーキンソン病と診断された時に説明された“主な症状”には、
この痛みのことは書かれていなかった。
どこか自分だけが違うような気がして、不安になりました。
「やっぱりおかしいのかな」
「わたしの感じていることは、間違ってるのかもしれない」
自分のからだの感覚に、自信が持てなくなっていきました。
誰にもわかってもらえない気がして、
気づけば、また何も言えなくなっていたのです。
【気づきは、ある日ふとやってきた】
ある日、ふと気づいたんです。
動き出すときに、ジーンとする痛みがあること。
逆に、じっとしていても、重くジワジワと響くような痛みを感じること。
そして、動いてから止まったときにも、ふっと痛みが広がるような瞬間があること。
あれ? 動いたときだけじゃない。
止まっていて
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