三日坊主という名のやさしさ
「また続かなかったなぁ」そう思った瞬間、ちょっぴり自分が情けなくなったり、なんなら嫌いになりそうになったり。特に真面目で繊細なあなたなら、心当たりがあるのではないでしょうか?私も、はい、しっかり三日坊主です。いや、もしかしたら一日坊主だったりもします。たとえば、ウォーキング。やる気に満ちて、ウェアもシューズもばっちり新調。準備は完璧なのに、「今日は雨が降りそうだし…」なんて言い訳をして、気づけばその靴は玄関の飾りに。ダイエットも然り。「明日から本気出す!」と宣言してみても、その“明日”はいつまでたっても来訪せず。冷蔵庫のプリンが妙にまぶしく見えて、「賞味期限もあるしな~もったいないし~」とそっとスプーンを手にしてしまう。でもね、そんな私が唯一続けられたのが「病気の疑い」があったとき。転移性肺がんの可能性を指摘され、検査に次ぐ検査で毎日が不安だらけ。だからこそ、体力を落とさないようにと始めたラジオ体操は、なぜか続いた。毎朝決まった時間に、深呼吸して、腕を振って。けれど、「あ、違いました。他の疾患です」と診断が覆ったとたん、ラジオ体操はふわっと消えました。まるで、用が済んだ友達のように。これって、根性なし?意志が弱い?いいえ、私は違うと思います。三日坊主になる理由。それは、私たちが「自分に優しくできる人」だからだと思うのです。「今日できなかった」と落ち込むよりも、「じゃあ、またやりたくなったらやろう」と、そっと自分を許している証。あるいは、身体や心が「いまはおやすみしたい」と語りかけているサインを、ちゃんと受け取れているからかもしれません。確かに、続けるって大事です。けれど、続ける
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