占いに来る前、だいたいもう答えは出てる
相談文を読むとき、正直に言うと、もう方向は見えてることが多い。まだ起きていない未来じゃなくて、今この人がどこを見てどこを見ないようにしているか。迷っているのは「答え」じゃない。もう薄々わかってる。ただ、それを選び切るのが怖いだけ。この人は戻りたいのか進みたいのかそれとも立ち止まりたいのか。文章の行間に、だいたい全部出てる。占いは背中を押すものじゃないし、奇跡を起こすものでもない。「こっちを選びたい気がする」その感覚が本当に自分のものかどうかを確認する場所。不安がなくなったら動く、はたぶん一生来ない。不安があるままそれでも選ぶ。そのときに自分が今どこに立っているのかを静かに見るためにカードを使っている。未来を決めるためじゃない。当てるためでもない。今の自分の立ち位置と、ハンドルの向き。それを確認するだけ。だから「まだ何も決まってません」そう言う人ほど、実は一番、答えを持ってる。その答えを責めずに、急かさずに一度テーブルの上に置く。それが私の占いの役割。選ぶのはいつも本人。私は横で一緒に見るだけ。
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