“いい人止まり”の私に、春は来るのか
~優しさが仇になる時代に、あなたのままで恋を咲かせる方法~「いい人ね」で終わる夜に、私はまたベッドの中でため息をつく。何度目だろう、この台詞を言われるのは。「○○さんって、本当にいい人ですね」飲み会の帰り道、酔った勢いで肩に寄りかかられながら。マッチングアプリで数回メッセージをやり取りした後、返信が途絶えた頃。職場の後輩から恋バナ相談されるたびに。“いい人止まり”という不名誉な称号。これが、私のモテ期の最後尾に常に立ちはだかる門番だなんて、誰が決めたのよ。優しすぎるのがいけない?尽くしすぎたら引かれる?じゃあ、ワガママになるべきなの?ううん、たぶんそういうことじゃないの。でも、どうしたら「いい人」から「好きな人」に昇格できるのか――その答えがわからないまま、春は毎年、通り過ぎていく。「“いい人”って、都合のいい人と紙一重なんですよ」と、毒を込めて言ってみる。ここだけの話、占いの相談内容で一番多いのは「恋愛」なのですが、その中でも目立つのが「好きな人には選ばれないんです」「尽くしても報われないんです」というもの。ズバリ申し上げます。“いい人止まり”になりがちな人には、ある共通点があります。相手の気持ちを優先しすぎて、自分の本音を言えない傷つけるのが怖くて、いつもニコニコ受け入れてしまう自分の時間やエネルギーを削ってでも、相手に尽くしてしまう……これ、まるで私の自己紹介みたいね。だけどね、「いい人」を演じ続けた先にあるのは、“選ばれない未来”なのです。それって、やっぱり寂しいじゃない?「私はこうしたい」と言える強さが、恋のスタートライン恋愛において一番大切なのは、“主語が自分である
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