小学校・幼稚園受験 願書の書き方 基本編
※この記事内の人物名・家庭像・エピソード・学校名は、すべて架空のものです。実在のご家庭の願書内容はそのまま使用していません。①願書で本当に見られていること幼稚園・小学校受験の願書を書くとき、多くのご家庭が最初に悩むのは「どのように上手に書けばよいか」ということです。もちろん、読みやすい文章であることは大切です。誤字脱字がなく、言葉遣いが丁寧で、限られた字数の中で内容が整理されていることは、願書の基本です。けれども、願書で本当に大切なのは、文章の上手さそのものではありません。見られているのは、ご家庭の考え方に一貫性があるかどうかです。②抽象的な言葉だけでは伝わりにくいたとえば、次のような文章があります。「我が家では、思いやりの心を大切に育てております。貴校の温かな教育方針に共感し、志望いたしました。」一見、きれいな文章です。けれども、このままだと、どのご家庭にも当てはまりそうに見えてしまいます。願書では、「思いやりを大切にしている」という言葉だけで終わらせず、そのご家庭では日々どのように思いやりを育ててきたのかを伝える必要があります。③具体的な場面に置き換えるたとえば、架空の例ですが、次のように具体化できます。我が家では、相手の立場を想像して行動することを大切にしております。弟がうまく靴を履けずに困っていたとき、娘は急かすのではなく、隣に座って「ここを持つと履きやすいよ」と声をかけていました。家庭ではこのような小さな場面を見逃さず、相手を思いやる行動を言葉にして認めるようにしています。この文章では、「思いやり」という抽象的な言葉が、日常の場面に置き換えられています。願書で大切なの
0