【14】「薬ってやっぱ悪いんですか?」※メールでの質問にて
「あともう一つ質問で、薬ってやっぱ悪いんですか?」
>まず常識として「薬は悪い物」です。ただ「必要な物」でもある、というのが一般認識だと思います。
「病は気から」「病気は食事で治すもの」「食事やストレスに気を付ければ病気にはならない」などの話もあり、それらを推奨している人達もいますが、現実的には難しい状況です。
薬の力に関しては、相談者さんから話を一杯聞いて来ましたが、私ももし良い医者に出会っていたら、薬の不安を取り除いてくれて「うちには貴方の病気を回復させた優秀なカウンセラーもいるよ」「良くなって来たら減薬もして行くよ」と、そんな先生がいたら「もっと早く薬を使っておけば良かった」と言ってたのかもなぁと想像した事もありました。
ただ、今となっては薬を使わなくて良かったと心底思っています。薬を使わなくても治ったという私の存在証明と、昔は良い精神科医などおらず、私の場合は間違いなく薬漬けとなっていたと思っているからです。
また断薬後に一番喜ばれるのは、病院に通わなくてよくなったこと、自分はもう健常者なんだと思えるようになったということ、働けるようになったりですとか、他にも色々ありますが、初めの2点をひどく喜ばれます。
薬は飽く迄も症状を抑える物でしかないので、カウンセリングを受けて心理的治療をし、医師が環境や心理状態をチェックして大丈夫そうであれば減薬を開始し、出来たらその後もカウンセリングを受けながら断薬を目指し、そして回復へと持って行く。
この基本的な、精神医療の体制が出来ない限りは、患者さんにとって薬は悪い物でしかなくなると思っています。
安易に薬を処方することもそうですが、
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