絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

13 件中 1 - 13 件表示
カバー画像

考える能力を上げるのはどうしたらいい?

「最近、頭が冴えない…」そんな悩み、誰しもが抱くことがありますよね。でも大丈夫!ちょっとした工夫で、あなたの思考力をぐっと高めることができるんです。なぜ思考力が低下するの? 考え方の固定化や、新しい情報へのアンテナの弱まりなどが、思考力の低下につながることがあります。脳は、使えば使うほど活性化する器官。ぜひ、積極的に脳を鍛えましょう!思考力を高めるための5つの方法体を動かす 運動は、脳の血流を促進し、活性化させる効果が期待できます。軽い運動でもOK!散歩やヨガなど、自分に合った運動を取り入れてみましょう。共通点を見つける 異なるものの共通点を見つける練習は、発想力を豊かにするトレーニングになります。例えば、「リンゴ」「太陽」「赤」といった言葉から共通する単語を探してみましょう。 疑う心を持ちましょう常識にとらわれず、物事を多角的に見る習慣をつけましょう。「なぜだろう?」という疑問を持つことは、思考力を鍛える第一歩です。 新しいことに挑戦 新しいことを始めることは、脳に刺激を与え、成長を促します。失敗を恐れずに、積極的にチャレンジしてみましょう。 自分と向き合う時間を作る  スマートフォンから離れ、静かに自分と向き合う時間を持つことで、創造性を高め、深い思考へとつながります。これらの方法を日常生活に取り入れることで、あなたの思考力は確実にアップします。ぜひ、今日から始めてみませんか?
0
カバー画像

TRIZ: 問題解決のフレームワーク

TRIZはロシア語の "теория решения изобретательских задач" を英訳した "Theory of Inventive Problem Solving" の略語で、ソビエト連邦の特許評価者であったゲンリヒ・アルトシュラーによって開発されました。アルトシュラーは数十万件もの特許を評価し、そこに現れるパターンを分析することでTRIZを創出しました。TRIZの目的は、問題解決と発明を科学的かつ体系的なプロセスにすることです。一般的には、「発明」や「創造性」は直感やインスピレーションに依存するものと考えられがちですが、TRIZはそれを反論します。TRIZは発明のプロセスを一連のプリンシプルと手法に分解し、それらを習得することで誰でも創造的な解決策を見つけることができると主張します。TRIZの最も重要な要素の一つが、「40の発明原理」です。これらは発明のプロセスに頻繁に出現するパターンをカテゴリ化したもので、例えば、「分割原理」、「取り出し原理」、「局所的品質原理」、「非対称性原理」、「合成原理」などが含まれます。「分割原理」は、システムを複数の部分に分けることで、各部分が独立して動作し、全体の性能を改善することを提案します。一方、「取り出し原理」は、主要な機能を担う部分をシステムから取り出し、それを独立させることを推奨します。これにより、その部分の性能を特化させ、全体の性能を改善することが可能になります。また、「局所的品質原理」は、システムの各部分に最適な条件または特性を持たせることを提案します。これにより、全体の性能が向上します。「非対称性原理」は
0
カバー画像

何をイメージするかは人それぞれ

こんばんは。恋愛婚活アドバイザー&心理カウンセラーのやまだです。少し前にこういう珍しい形の雲を見かけました。みなさんにはこの雲が何の形に見えるでしょうか?よくこういう心理テストがありますよね。(でも心理テストではありません)食べるのが大好きな私にはこの雲が餃子にしか見えませんでした( *´艸`)話は変わって、『ザワつく!金曜日』というバラエティ番組をよく見るのですが、工場の工程を見ながら「何を作っているでしょうか?」を当てるクイズが毎回出題されています。少し前にシナモンロールを作る工程がクイズになっていたのですね。クイズが終わった後で、シナモンロールはスウェーデンが発祥の地だとMCの高橋さんが語り始め、スウェーデンにはシナモンロールの『ヒ』もあると言ったんです。ちなみにシナモンロールとはこういうパン。25年ぐらい前だったかな?専門店があちこちにできて私も何度か買ったけど、いつの間にかチェーン店は姿を消しましたね・・・。話を戻します。シナモンロールの『ヒ』があると(耳で)聞いたら、どういう漢字をイメージされますか?ザワつくレギュラーの一茂さんは『火』だと思い、良純さんは『日』で私は『碑』をイメージしました。正解は(もちろん?)良純さんですが、発祥の地だからシナモンロールの『銅像』のような物があるという私の発想も悪くはないはず。なのにまたしても夫にほんまに少数派やなと言われてしまいました(^^;)(この石はハートに見えたので道端から拾って来た)面白いですよね~同じ物を見て同じ音を聞いてもイメージするものが違いますもんね。クイズやテストには正解・不正解があるけど、その人の『発想』を否
0
カバー画像

やっぱり”会話”は最高のインプットだった件

発想力を磨くとき心掛けたいことがある。 それは「上質なインプット」をすること。 理想はインプット20%で アウトプットが80%の割合。 人がジャンプしようとする時と同じ。 ジャンプという行動をするために 誰でも勢いをつけるために一度かがむでしょ? それが”インプット”! そしてジャンプそのものが”アウトプット”。 しっかりかがんでいれば ベストな高さまで飛ぶことができる。 上質なインプットができると 心地良いくらいのアウトプットが実現する。 または思いもよらなかったアイデアが出てくることも。 だから日頃から 直観で「いいな♪」と思った情報、 新しい学びにアンテナを立てているだけで 予想以上の表現ができたりするから侮れない。 ちょうど昨日も ”最高のインプット”が叶った。 あるオンラインサイト内をきっかけに Aさんに出逢ってパワーをもらった。新たな人との出逢いがあると その人生経験、価値観、やりたいこと、達成したい夢。。。 そして、その人から感じ取れるオーラみたいなもの。 すべてがインプットの要素となる。 Aさんは、 各地で旅をしながら オンライン(ときにはオフライン)で 顧客の悩み相談に耳を傾けたり アドバイスをしたりしているという。 一見すると コンサルティングみたいだけれど でもコンサルほど固いものではなく もっとフランクで雑談まじりの 気軽な場所なんだと思う。 そんな空間作りが上手な彼女は この活動を「趣味の1つだ!」と言っている。 だから「楽しくて仕方がない!」とも。 ”楽しい活動=メリットしかない” という感覚の活動を 20代でできている逞しさに正直感動した! 私は3
0
カバー画像

旅で育てる発想力

仕事の同僚から 「研修で発想力ワークってやってもらえないですか?」 と聞かれた。 それに対して私の答えはというと 「会議室内で発想力を鍛えるのはムリなので むしろ野外で新しい体験をみんなでする方法ならいいと思います。」 だった。 そう! 発想力を鍛えるということは ミーティングのように スタッフが膝を突き合わせて 1つの会議室にこもったところで 思い浮かぶわけではない。 発想力に求められるのは全く逆で リラックスすること 新しい体験をすること 出逢ったことがないジャンルの人と ざっくばらんに意見を交わしあうこと そうしたことが最重要ポイントなのだ。 ちなみにそれは場所を一切問わない。 脳やカラダで感じて 気づきを学びさえすれば良いので そのアイデアを思いつく場所は いつも多岐にわたる。 湯船にのんびり浸かっているとき。 マッサージをうけているとき。 ただただボケーッと日向ぼっこをしているとき。 初めて出逢った人と情報交換をしているとき。 夜にカエルや雨音を聴きながら瞑想しているとき。 いろんな場所だから気づくことだけど 毎回メモを取れない場所ばかりで せっかく思いついたアイデアが 頭の中から消えていってしまうことに恐怖を感じるほど。 そうした場所を問わない鍛え方だからこそ 私は“旅”をオススメする。 旅はいい! いままで行ったことのない場所へ 日常生活では考えられないくらい 積極的に行く意欲が湧くし 誰もが 「体験してみたい!」 「食べてみたい!」 と前のめりにアクションする。 そしてその多くの場合 旅に“癒し”を目的とするケースが大半。 “癒し”は “発想力を鍛えること”と
0
カバー画像

読み聞かせで、ぐんぐん伸びる子供の発想力

親子で肩を並べ絵本を読む習慣は、子供の想像力を豊かにしますたくさんの本をお母さんやお父さんと読んできたお子さんの頭の中には、きっとたくさんの絵本の中のキャラクターたちが素敵なストーリーを奏でている事でしょう読んでもらった物語を聞く事で、文字だけでは伝わらない物語の向こう側の世界を想像しそれはいつか、そばで泣いている誰かの心の音に耳を澄ませる力へと変わって行きますそして、もっとお子さんの想像力を引き出すにはただ、読んで聞いてもらうだけではなく質問をしてみる事をお勧めします次のページをめくる時に“次のページには何が描いてあるのだろう?“と展開を想像する様な質問を投げかける事で子供ならではの、無限の発想力が飛び出してくるのですもしも、物語が驚く様な展開になったのなら“大変だね!このあとはどうなっちゃうと思う?“なんて聞いてみるのも面白いかもしれませんね読み聞かせは、そこにはない物をみる力をつけてくれます子供にしかない、豊かな発想力をたくさんのふれあいの中で伸ばして行ってあげたいですね
0
カバー画像

マインドマップで頭の中を整理したら気付いたこと。

こんにちは~YOU(ゆう)と申します。今日は「マインドマップ」についてです!!なんか名前は聞いたことあるって方もいると思います!わたしは1ヶ月くらい前に知ったんですが、やったことある方いますか?これはイギリスの教育コンサルタント、トニーさんが考えた、「思考の表現方法」です。(なんか雑な説明)想像と連想をすることで思考を整理して、発想を豊かにして、記憶力も高まる…そうです。(ウィキペディアより)ちょっと言ってること難しいですけど、要は、テーマを決めたら、そこから連想ゲームのように自分の考えや思いついたことを数珠つなぎのように書いていく。そんな感じです。私のように、「あれもしなきゃ~」「これもしたいな~」と考えがまとまらないままいろんなことに手を付けて、結果的にぜんぶ中途半端になりがちな方におすすめですよ!!(自分で言っててつらい)いろんなやり方があるようですが、一番かんたんなやり方をご紹介しますので、ぜひぜひやってみてほしいです♪本当に考えがまとまるし、放射線状にまるで展開図のようになるので、この順番で物事を進めていけばいいんだ!と目で見てわかるようになります。私も実際にやってみてわかったこともあったので、それは後半で…!まず必要なものは、紙と書くもの!紙は小さいより大きいほうがいいかな?書くものは何でもいいけど、わたしは書いたり消したりするのがラクな、フリクションのペンを使ってます。では準備ができたら、真ん中にテーマを書く!ドーン!例えば、「これからやりたいこと」。そこから線をひっぱって、1つやりたいことを書く。「これからやりたいこと」-「資格の勉強」資格の勉強って何をするの?
0
カバー画像

風が吹けば桶屋が儲かる!

どうも、煉(れん)です昔のことわざで、「風が吹けば桶屋が儲かる」というものがあります。Withコロナと言われるようになり、ステイホームをされていると思います。そのような中でスーパーから急に売り切れになったものがあります。それは、粉もので使用する「粉」です。・小麦粉・お好み焼き粉・ホットケーキミックス家で過ごすことが増えると、子供と料理したり自炊をするようになるということになったからだと言われています。ちなみに、私も「粉もん」を作るのも食べるのも大好きです(笑)さて、最近でいう「風」は「コロナウィルス」でした。それで儲かったのは「桶屋」にあたる業界です。そう、小麦粉を作っている「製粉会社」ですね!何で儲かるを考える上で、【連想ゲーム的な妄想力が必要】だと思います♪発想力というよりは、妄想力という表現が私はしっくりと来ますので、ここでは妄想力を使用しています次のビジネスをどうしていくか・・・私と一緒に考えてみませんか?もう大丈夫! なぜか?! 私が来た!
0
カバー画像

「人生に無駄はない」の呪縛を感じるとき

会話のなかで、「人生に無駄はないんだよ」と、聞くことがあります。また、「何事にも感謝だね」と、言われることもあります。わたしは過去、理想の自分としての思考ならどちらの言葉も理解ができました。一方で、素の自分のこころは息苦しさを感じ、(とても受け入れる余裕がない)と、思っている自分が居るのも正直なところでした。そんなとき、(なんでこんなに息苦しさを感じるんだろう)と思うものの自分なりに謎を解くことができず、何れの言葉もこころに染みていかない実感と、そんな自分を不甲斐なく思うばかりでした。今になって思うと、その頃は自分の人生の主役は自分で、一番大切な存在なんだと思えず、周りの人のことをいつも優先して生きていました。理想像の自分を公私それぞれの時間で演じ続けることで、こころに感じる息切れがだんだんと増していき、自己犠牲的に生きているとの実感は強くなるばかりでした。そんなころに、「人生に無駄はないんだよ」「何事にも感謝だね」・・・全くこころに響く余地がありませんでした。振り返って思うこと。こころの深いところから「人生に無駄はないんだなぁ、どのような経験も自分の肥やしとなって今がある」「感謝の気持ちが湧いてくるよ」しみじみと感じられるかどうかは、自己価値のバロメーターになるのかも、ってことです。自分自身をまるっと受け入れているから、こころに染みわたるっていうサインかもしれませんね。この気づき、ここでの苦悩、自己価値の生みの苦しみ。そこでのプロセスに、カウンセリングのなかで唯一無二の自分と向かい合い、そして取り組んでいくことは、有意義な人生の歩みとしてチャンスであり、財産であり、あなたなら
0
カバー画像

【増汐義信】街角の落ち葉が教えてくれた、仕事のヒント

昨日の夕方、ふと外に出ると歩道に落ち葉が散らばっていた。季節の移ろいを感じる光景ではあるが、特に何も考えずに通り過ぎる人も多い。私は思わず立ち止まり、その落ち葉をじっと観察してみた。色と形の微妙な違い、風で揺れる様子、時折重なり合う瞬間。それぞれが独自の存在感を持ちながら、全体としてひとつのリズムを生んでいることに気づいた。仕事においても、似たような状況は多い。プロジェクトの中で多様な要素が混在していて、つい整理しきれずに停滞してしまうことがある。しかし落ち葉のように、それぞれの小さな要素に目を向け、違いを認めながら全体のバランスを見ると、自然と解決策や次の一手が見えてくる。情報や課題を無理にまとめようとするのではなく、一つひとつを丁寧に観察することが重要なのだ。そのとき、頭の中でアイデアがゆっくりと動き出すのを感じた。クライアントへの提案方法や改善点、技術的な工夫のアイデアが、まるで落ち葉の隙間を流れる風のように自然に通り抜けていく。固定観念にとらわれず、目の前の小さな変化を受け入れることで、思考の停滞が解消され、新しい視点が生まれるのだ。さらに面白いのは、この方法をチームで共有できる点だ。会議中に意見が行き詰まったとき、誰かが視点を変えて小さな変化や些細な違いに目を向けるだけで、会話の流れがスムーズになり、思わぬアイデアが飛び出すことがある。日常の中の小さな気づきが、プロジェクトの進行や改善のヒントになるのだ。結局、街角の落ち葉は単なる季節の象徴ではなく、思考を柔軟にするための小さなレッスンだった。今日もまた、仕事で煮詰まったときには、外に出て小さな変化や自然のリズムに目を
0
カバー画像

【福本潤・元医師】机の引き出しに眠る“謎の紙切れ”が私の発想を変えた話

ある日、ふと机の奥を整理していたら、何の記憶もない紙切れが一枚出てきた。片側だけに何やら図形のようなものと、意味のない線が描かれていて、まるで落書きの途中で放り出されたメモのように見える。それ自体は本当にただのゴミのような存在だったのに、不思議と捨てられなかった。なぜかその瞬間、自分の頭の奥で「これは何かの暗号じゃないか」というスイッチが入ったのだ。その日から、この紙切れは私の机の上にずっと置かれることになった。仕事の合間に眺めては、「もしこの形が地図だったら?」「もし誰かが未来からのヒントとして残したものだとしたら?」と想像が広がっていく。最初はただの遊び心だったけれど、だんだんとこれは発想のトレーニングになることに気がついた。何でもない物体を題材に、自分だけの物語を作り出すことで、思考の筋肉が鍛えられていくのを感じた。思えば私たちは日常の中で、あまりにも多くの「意味がない」と見なして捨てているものに囲まれている。包装紙、古いレシート、破れた付箋。その一つひとつに、じっと向き合うことはほとんどない。でも、もし一度だけ立ち止まってそれを物語のかけらとして見つめてみたら、驚くほど自由で面白い視点が見つかる。実際にあの紙切れのおかげで、普段は出てこないようなアイデアが仕事の中で役立ったり、人との会話で予想外の話題を広げることができたりした。特に面白かったのは、友人にその紙切れを見せてみた時のことだ。誰もが違う解釈をして、それぞれの中に全く異なる世界を作り上げてくれた。ある人は「これは動物の足跡に見える」と言い、別の人は「宇宙から見た大陸の形みたい」と言った。そのたびに、私の中の視点
0
カバー画像

【松野翔太:堺市/教師】机の上の小宇宙

今日、机の上を整理していると、ふと目に入ったのは色とりどりの付箋や文房具、ちょっとしたメモの山でした。普段は気にも留めない小さなものたちが、並べてみるとまるで小さな都市のように見えてきます。ペンはビルのように立ち、付箋は公園や広場に見える。メモの束は情報を運ぶ通りのように連なり、カップに差し込んだペンは灯台の役割を果たしているかのようです。いつも使うものでも、視点を変えるだけで全く別の世界に変わることに気づきました。子どもの頃、ブロックや砂場で小さな街を作って遊ぶのが好きでした。大人になった今、仕事や生活で使う道具も同じように、自分の想像力次第で新しい物語を生むことができるのです。デスクの上の「小宇宙」は、忙しい日常に潜む創造のチャンスを象徴しているように感じました。思い切って、机の上の小宇宙をテーマに即興で短い物語を描いてみました。青い付箋を海に見立て、赤いペンを灯台にする。黄色の付箋は太陽として背景に置き、メモの束が街を作る。ほんの数分で、いつもの机がまるで別世界に変わります。現実の制約は一切なく、自由に構築できる楽しさがあります。こうして「日常の中の非日常」を作ることで、アイデアや発想力を鍛えることができるのです。作業をしながら、ふと気づきました。この小さな宇宙を創造する行為は、仕事やサービスを提供する際にも通じるものがあります。限られた材料や情報の中で、いかに独自の価値を作り出すか。クライアントの課題を解決するアイデアも、こうした小さな創造の連続から生まれることが多いのです。机の上の小宇宙は、ただの遊びではなく、思考のトレーニングでもあるのだと思いました。結局のところ、
0
カバー画像

【山本達也:千葉県/市川市】消しゴムがくれた発想力

机の引き出しを整理していると、学生時代に使っていた古びた消しゴムが出てきた。角はすっかり丸くなり、芯の黒い跡がまだ残っている。思わず手に取ると、懐かしい感覚がよみがえった。紙の上に間違った線を引いたとき、何度もこの消しゴムに救われてきたことを思い出す。考えてみれば、消しゴムは単純な道具だ。ただこすれば文字が消える。それだけの存在なのに、私たちはその恩恵を当然のように受け入れてきた。けれど、この「消せる」という感覚は、発想を自由にする大きな力を秘めているのではないか。もし一度書いたものが絶対に消せなかったら、誰もが慎重になりすぎて、新しい挑戦をためらってしまうだろう。消しゴムの存在が前提にあるからこそ、私たちは大胆に書き出すことができる。うまくいかなければ消してやり直せばいいという安心感が背中を押してくれるのだ。仕事でも同じことが言える。企画を練るとき、最初から完璧を目指す必要はない。間違っても後から修正できると思えば、もっと自由にアイデアを広げられる。面白いのは、消しゴムは完全に痕跡を消し去るわけではないという点だ。紙をよく見ると薄く跡が残り、そこに書いていたものの影がかすかに感じられる。これは人生にも似ている。過去の失敗を「なかったこと」にすることはできないが、跡を残しながらも上から新しい線を描いていくことで未来の形が整っていく。消しゴムは単なる修正道具ではなく、過去と未来をつなぐ媒介のような役割を果たしているのだ。さらに思うのは、消しゴム自体が削れていく存在であることだ。何かを消すたびに小さくなり、やがて使えなくなる。自分の身を削って他者を助ける姿は、一種の自己犠牲の象徴の
0
13 件中 1 - 13