「ブロックされたのに好意がある?」タロットが映す“無意識の真実”の受け取り方~【タロットと現実が違う?】カードの示す「心の奥の真実」に耳を澄ますとき~
タロットカードを使って占いをしていると、ときどき「お客様のお話とカードの結果が大きくずれる」瞬間があります。たとえば、お客様は「彼に突然ブロックされて、もう終わったと思う」とおっしゃっている。でもカードは「お互いにまだ好意がある」「関係はまだ終わっていない」と読み取れる。補足でオラクルカードやルノルマンカードを引いても、やはり同じような方向性を示す…そんなことが、実は少なくありません。この「ズレ」、いったい何なのでしょう?タロットは「無意識」にフォーカスしているわたしが日々の占いの中で感じているのは、カードは目の前の現実ではなく、心の奥、つまり無意識の領域にフォーカスしていることがあるということです。表面的には連絡を絶たれたとしても、深いところではまだつながっている感情がある。あるいは、相手の心の奥にまだ未整理の想いが残っていて、それがカードに現れてくる。そういうとき、カードは「この部分を見つめてね」「本当はここが今の鍵なんだよ」とそっと教えてくれているように感じます。好意はある。でも現実は「ブロック」。どう受け取ればいい?たとえば、「彼からブロックされた。でもカードには『好意がある』と出た」という場合。この状況をどう捉えたらいいのか迷ってしまうのも無理はありません。でも、ここには大切な視点があります。“好意がある”=“すぐに復縁できる”ではないということです。カードが示す「好意」は、たとえば「過去に抱いていた気持ちがまだ残っている」だったり、「あなたに対して特別な感情を抱いていた事実」だったりすることがあります。ただしその一方で、現実では彼の中に何らかの葛藤や恐れ、あるいは自
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