変わること・変わらないこと ~場づくりを通じて~
一度変わったはずなのに、また元に戻ってしまった!と、人や組織に対して思うことはよくあることではないでしょう。 (良い方向に)変わったと思った時は何か希望に満ち溢れるような感覚になるものですが、元に戻ってしまった、と思う時はとてもがっかりしたり、希望が打ち砕かれたような気持になったり…。 人や組織にかかわる仕事をしていると、しばしばそのようなことに遭うものです。なぜ本当に変わることがこんなにも難しいのか?自分に対しても、他者や組織に対しても思います。 私は私自身が誰か他者や組織を「変える」ことができるとは思っていません。「変わる」ようにはたらきかけをすることはできると思っています。ですので、人の心の動きや、集団の力の作用、時間がもたらす機会、はたらきかける側のあり様、等についての知識を身につけ、深め、適切に実践するよう、日頃から自分を律することを大事にしています。 コントロールよりもファシリテートに重心をおくようにしています。もちろん、コントロールも時と場合によっては必要ですが、私の中心はファシリテートです。人も組織も自律的に自らの行動を選択することを目指したいので、ファシリテートを尽くして、後は委ねる、根気強く待つことも含めて、委ねます。*クルト・レヴィンの有名な「B=f(P・E)」がいつも私の意識の中にあります。その人の行動(B)は、その人のパーソナリティ(P)と環境(E)の相互関係で生み出される、という考え方です。 よく、「あの人は、**な人だからね。」というパーソナリティに注目する言説を耳にします。それ自体は良いも悪いもありませんが、その人の行動がなぜそうなっているのか
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