絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

2 件中 1 - 2 件表示
カバー画像

資料が教えてくれること

家系図とご先祖調査のふることやです。数あるブログの中からお訪ねくださりありがとうございます。ふること(旧事)、つまりは古い資料・伝承からご依頼者様のご先祖に関する情報を探すことを主な仕事としております。依頼者様がお知りになりたいことにダイレクトに繋がる情報を見つけるのはなかなかたやすいことではなく日々悪戦苦闘しておりますが、関連する周辺情報を得ることはよくあります。今回は最近の調査で見つけた興味深い資料を、ご依頼者様にお差支えのない範囲でご紹介したいと思います。ご依頼者様は、江戸期のかなり早い時期から代々、京都・二条城の「御殿番(御殿預り)」である旗本の配下で役人を勤めてこられたお家柄で、幕末から維新にかけての動乱期には鳥羽伏見の戦いに参戦され、京都に戻られてからは武士としての身分は失われ、時代の激動期に大変なご苦労を乗り越えてこられた様子がしのばれました。ご依頼内容としては、二条城御殿内の役人を勤める以前のこと(徳川家の元々の家臣であったか、それとも京都にいた武士団出身かなど)についてお知りになりたいということでした。江戸の初期(1600年代前半)までの累代先祖のお名前まで確認できるだけでも稀有なことだと思いますが、さらにそれ以前のご由緒を調べるとなるとかなり難しいことが予想されましたので、まずは二条城の御殿番について知識ゼロの状態から調査することにいたしました。「二条在番」と呼ばれる、将軍直轄の軍団の一つである「大番」から1年交代で京都に派遣される役職があることは知っていましたが、「御殿番」とその配下の武士については現時点では伝わる資料が乏しく、研究も必ずしも十分には進んで
0
カバー画像

見知らぬ同姓さんからのお手紙

———「突然のお手紙、たいへん失礼いたします。この人のことをご存知でしょうか?」2年ほど前のことになります。父の他界後、空き家となっていた実家に、ときどき風を通しに通ってくれていた弟から、「ポストにこんな手紙が届いてたけど、心当たりある?」とLINEがきました。見知らぬ差出人からの封書には、我が家と同じ苗字を名乗る男性の消息を尋ねる内容とともに、その男性とおぼしき、少し色褪せた写真のコピーが添えられていました。手紙の主によると、家系調査をしているうちに、母方と同じ苗字を名乗っていたその男性に行き着いたとのこと。ある時期までは、確かに親とその男性との間に行き来があったように記憶しているが、具体的にどういう関係なのか聞いていない。阪神大震災後、心当たりを探してみたけれど消息は知り得ず……などと記されていました。先祖調査の手法の一つとして、同姓へのアンケート調査がありますが、どうやらその対象として我が家が選ばれたようでした。手紙の差出人は、おそらく古い電話帳などを見て、母方と同姓の我が家を探し当てたと思われます。全国的にもかなり珍しい苗字なので、子供の頃からこのような「見知らぬ同姓さん」からの突然のお電話やお便りが偶にあったようです。そのたびに父はどう答えていたのか……逆に先方から苗字の来歴などの知識(正しいかどうかは別として)を得たのかもしれず、ひょっとして、父が生前語っていた眉唾ものの(ちょっとぶっ飛んだ)話は、先祖からの伝聞というより、むしろこちらからの情報では?と最近睨んでいたりします。件の手紙の男性についてですが、私たち兄妹とも、そのお名前にもお顔にも心当たりがなく、親から
0
2 件中 1 - 2