968.使えなくてイライラ 「新500円玉」対応の自販機が増えないワケは?
使えなくてイライラ 「新500円玉」対応の自販機が増えないワケは?
飲料大手&業界団体に聞く
最新の偽造防止技術が施された500円玉が2021年から流通しており、この硬貨は「新500円玉」と呼ばれています。ただ、新500円玉を飲料の自動販売機に入れると釣り銭の返却口に戻ってしまうことが多く、新500円玉が使用可能な自販機は、少ないのが現状です。
なぜ新500円玉に対応した飲料自販機の設置が進まないのでしょうか。日本銀行が新紙幣の発行を7月3日から開始しますが、それにより、新500円玉に対応した自販機の設置台数が増える可能性はあるのでしょうか。
新500円玉の対応状況について、自販機の製造事業者の業界団体である、一般社団法人日本自動販売システム機械工業会(東京都新宿区)のほか、清涼飲料の製造、販売を手掛ける、キリンビバレッジ(東京都中野区)にそれぞれ聞きました。
硬貨選別機の交換にコストがかかる
一般社団法人日本自動販売システム機械工業会の担当者に聞きました。
Q.そもそも、新500円玉に対応した飲料自販機の割合について、教えてください。また、新500円玉に対応した自販機が増えないのはなぜなのでしょうか。
担当者「新500円玉に対応した飲料自販機の割合は、現状でおおよそ2~3割です。こうした自販機が増えない要因として、コストの問題が考えられます。新500円玉の発行以降に製造された自販機には、新500円玉に対応した硬貨選別機が取り付けられていますが、それ以前に製造された自販機にはありません。
新500円玉の発行以前に製造された自販機については、最新の硬貨
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