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「相棒」最終話”後編”

私は比較的「ミステリーもの」といったジャンルの、TVやDVDを見る傾向がある。 ではあるが「ミステリーもの」であれば何でもよいか、と言うと必ずしもそうではない。 やはり見ごたえのある番組や作品、それなりの内容でないと、納得しないし継続的に視聴し続けることは殆ど無い。 そんな中で比較的よく観る「ミステリー」として挙げることが出来るのは、「英国製のサスペンスドラマや番組」である。 やはりかの国のこの分野の作品はレベルが高く、クオリティーが維持できているものが多いようである。 「ポアロ」「ホームズ」「ミスマープル」といったおなじみの作品はもちろん、「刑事フォイル」「主任警部モース」「ニュートリックス」といった番組も比較的よく観る。 そしてこの「英国製ミステリー」の基盤を創ったのは、何と言っても「コナンドイル」だと私は想っている。 「シャーロックホームズ」がその象徴であるが、日本で言えば明治時代初期に当たる時代に彼に依って書かれた、本格的「ミステリー」の存在が、その後のイギリスの「推理小説」の基準と成り、それ以降メインストリームとして「推理小説」の方向性を決定づけた、と私は想っている。                        その後創られた「アガサクリスティー」や「アンソニーホロビッツ」の作品群を観ても、彼らの作品が「コナンドイルの作品」をかなり意識している点を、私は感じることが少なくない。 そしてそのコナンドイルの作品の特徴でありかつ魅力となっているのは、やはり「社会的な背景を背負ったミステリー作品」である点が、大きいようである。少なくても私にとってはそうである。 「市井の殺人
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TV番組 ”相棒” ー2024年3月7日ー

弥生三月となり、一昨日は啓蟄であった。春は確実にやって来ている。 今私は本州に居て、北海道との違いを身をもって体感しているところである。 さて昨日観たTV「相棒」-前編-である。実に興味深い展開であった。久々の政治ものであり実に多くの伏線が貼られてあり、来週の「後編」が大いに期待できる内容であった。 「地元のイチゴを贈って来た官房長官の犯罪」「過激な発言が売りの大学教授が暴漢に襲われた」「政治家に依る司法への介入」「政権を批判したTV局の人事異動」「TV制作プロデユーサーの死」「杉下右京のネットでの告知と拡散」等など。 現在及びここ数年間「政治」や「社会」「TV局」の中で起きていた事が、随所に散りばめられ、撒かれているのである。 ・そして最も気に成るのは、今回の「最終話」が一体何を意味しているのか、である。 ・この番組を観たテレ朝の経営トップの対応によっては、「相棒」の番組自体が終わり得る可能性があるから、である。 そこに私は「相棒」の名物脚本家や監督、プロデューサーらのある種の覚悟を感じた、のだ。 来週の「後編」がどの様な展開になり、「相棒」の制作者たちへの影響が今後いかに行われ、TV朝日という会社がこれからどうなっていくのか、興味津々なのである。 来週の「後編」についても次回、続きを書く予定である。その際に今回取り上げられたエピソードに関して、若干の私見(偏見に基ずく解説)を述べさせて頂く事に成ろうかと、想う。           
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