小学校の選び方〜特別支援学校編
「親と子の相談室ひびき」,心理士のひびきです。このブログは、何らかの支援があると学校生活を送りやすい子どもが大人による支援の必要度を考える参考になれば、という思いで書いています。大人(親)の思いや、就学判定だけで決めて良いのか?その選択で子どもにとってどうなのだろうか?その判断の材料の一つとなってれば幸いです。先日のブログに記載した内容での復習です。●特別支援学校障害のある児童に対し、小学校に準ずる教育と、障害による学習上や生活上の困難の克服のための指導や自立を図るための訓練等が行われます。学区はありますが、各都道府県で最少で9箇所の設置と自宅から通いやすい通学環境ではなく、地域によっては寮制です。また、長期療養のため病院で入院生活を送る児童のための「院内学級」もこの特別支援学校の一部となります。この学校への入学には、特別支援学級同様に、就学相談による判定など、自ら申し出ての手続きが必要です。未就学で公的機関や病院の療育に通っている場合には、その機関から説明や案内を受けることができるでしょう。特別支援学校は多くの親御さんにとって「未知」でしかありません。そして 小学校だけでも地域の学校に通わせたい ここに通わせたら我が子を「障害児」として認めざるを得ないそんな声(悩み)を聞くことが多いのです。特別支援学校の利点としては、多くの学校で特別支援に関する教育を受けて教員になった先生がいること,指導のノウハウの蓄積があること,より少人数(学級人数の上限6人)での指導が受けられること等があります。また、社会に出た時(高等部卒業後)を見据えた日常生活・社会生活に役立つ授業(指導)が学校生活
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