821.「カキ」にあたりやすい人、あたりにくい人がいるのはなぜ?
「カキ」にあたりやすい人、あたりにくい人がいるのはなぜ? 内科医に聞いて分かった“理由”
あなたは「カキ」を食べて食あたりを起こしたことがありますか。冬に旬を迎え、クリーミーで濃厚な味わいが楽しめるカキですが、食べる際の心配事として「食あたり」を挙げる人はやはり少なくないようで、「一度あたってから怖くて食べられない」「カキであたると本当に地獄です」など、「あたるとつらい」「大好物だけど食べるのが怖い」という痛ましい体験談が多く聞かれます。
しかし一方で、「家族でカキを食べると、いつも私だけあたるんだけど……」「カキ大好きだから、あたりにくい体質になりたい」など、カキにあたりやすい/あたりにくい体質について疑問を感じている人も見受けられます。
カキによくあたる人と、そうでない人は何がどう違うのでしょうか。内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんが解説します。
「毎回あたる」人はアレルギーの可能性大
そもそも「食あたり」とは、食べ物や飲み物に含まれていた細菌やウイルス、毒素が原因で腹痛、下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱などの症状を引き起こすことで、医学用語では「食中毒」といいます。発症までの時間は細菌やウイルスの種類によって異なり、例えば「ノロウイルス」は食後24時間から48時間ほどで発症しますが、「黄色ブドウ球菌」は1~5時間と短めです。
カキによる食あたりの原因として考えられるのは、「ノロウイルス」「腸炎ビブリオ」「貝毒」「アレルギー」です。ノロウイルスや腸炎ビブリオによる食中毒は、加熱で防ぐことができます。
ただし、加熱の温度や時間には注意すべきです。カ
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