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「近々両用をおススメするポイント

みなさんは「近々両用」を提案しようかな?って思うタイミングってどんな時ですか?一般的には中近両用では手元の見え方が満足できなくなってきた60代以上の方だったり、調節力が同世代よりちょっと少ない50代くらいの方が対象になると思います。遠近両用は提案するけど、中近両用や近々両用はイマイチよくわからないから、ムリやり遠近両用で処方してることってないですか?僕も若手のころは、中近とか近々ってイマイチよくわからなかったので、提案の選択肢として考えることも少なかったんですけど、今は「お客さんの主訴」に沿って「あ、これなら中近とか近々の方が快適にできそうだな」って言うのが考えられるようになりました。よくわからないものを提案するのは怖いという理由で、お客さんの快適な選択肢を減らすのはもったいないと思いますので、ぜひこの動画で近々両用の特徴をしって、近々両用の提案ポイントを押さえてもらえればと思います。近々両用は、簡単に言えば「遠近両用」を逆さまにしたイメージがわかりやすいかと思います。遠近両用は遠方視野が広くて、近方の視野が狭い設計だと言うのはわかりますよね?比率で言えば「遠方8割、近方2割」みたいな視野イメージですね。これを逆さまにしたということは、近々両用は、「近方8割、遠方2割」みたいな視野イメージで大丈夫です。加入度数は、逆加入-1.00、-1.50、-2.00などが一般的で「加入度数が増えるほど左右の歪みが増えて視野が狭くなる」というのは遠近両用と同じです。では、どのように処方していくかを解説していきます。近々両用の処方は特にむずかしくなく、2つのステップだけです。ひとつ目のステップ
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眼鏡処方の手順で重要視するべきポイントとは?「失敗しない着目点5選」

「眼鏡処方の手順で重要視するべきポイント、失敗しない着目点5選」ということで、まず大きくわけてこちらになります。・問診でおおまかな主訴を読み取る・裸眼視力とKB視力を確認する・完全矯正値を出す・仮枠装用の目安・クロージング1つ目・問診でおおまかな主訴を読み取る眼鏡処方の半分以上はこの「問診」で決まります。例えば僕はよく測定を「迷路」で例えるんですけど、この迷路のゴールが「お客さんの望みの見え方」として、僕らはそのナビゲーターなわけです。この時に主訴を深掘りすることは、迷路の全体像を上空から見て、ゴールへ行くにはどのようにしたらいいか?を最短にする上でとても大切なんですよね。これをせずに迷路に入った場合、リードが僕たちでもお客さんでもなくなるので、ただの初めましてさん2人がなんとなく迷路に入るようなものです。そうなれば眼鏡処方の精度が落ちたり、スピードが遅くなるのは必然ですね。ですので、問診では「しっかり聞く」ということが大切になってくるのです。ここで言う「しっかり聞く」とは、例えば一般のお客さんは眼鏡の認識として「遠く」や「近く」なんていう認識はほとんどないんですよ。僕たち眼鏡測定する人からすれば、「明視域」をベースに考えるのに対して、一般の人は「視力」という認識で「よく見える眼鏡」と考えます。ここの壁はとても大きいものですが、なるべくわかりやすい質問をすることで、この壁は取り除かれていきます。よくある、わかりにくい質問は次のとおりです。「遠くと近くでどこが見えにくいですか?」「運転やパソコンはしますか?」などです。一見普通の質問で、お客さんの生活環境を問診しているように見えま
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「現用メガネの重要性」 について解説します

眼鏡屋さんによっては現用メガネの呼び方が違いますが、今回はとりあえず現用メガネをKBとして呼んでいきます。皆さんはKBに詰まった情報の大切さをご存知でしょうか?メガネの処方に必要な情報がKBにはたくさんあり、その情報の一部がこちらです。慣れているメガネのかけ位置 (アイポイント)レンズの傷やコーティング状態 瞳孔距離 度数の左右バランス  度数も大切ですが、一番大切なのはよく使っているメガネの慣れです。例えば、かけ位置が変な場所で慣れている場合やレンズのコーティングが剥がれていた場合、同じ度数でも違和感が出ますし、強度数ならPDやアイポイントがずれるとプリズムが発生します。見え方の左右バランスが逆転したり、大きく度数を変えた場合も違和感が強く出ます。KBはメガネ処方において全ての基準となり、新しい度数との比較にもなる大切なものです。よく「参考までに見せてください」と言うと、「これ全然合ってないから」とか言われることもあるので、僕の場合は「今のメガネと新しいメガネがどれぐらい見え方が変わるか比較できるので見せてください」と言って拝借します。他には「病院とかのお薬手帳くらい大切な情報ですので、見えない状態の度数が知りたいのです」と言って拝借します。お薬で考えれば分かりやすいと思いますが、今まで服用してきたお薬の情報を一切考えず、現状の状態だけで判断して強い効果を求める処方をする危険性は誰でもわかると思います。しかし、これだけ理由を説明しても「渡したくない」という方は残念ながら一定数います。そんな場合は気にせず「完全矯正値を基準にした数値を入れる」という測定脳に切り替えましょう。たと
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眼鏡測定の精度を上げるために必要な心理学コミュニケーション3選を解説します

眼鏡屋チャンネルなのに心理学?と思った方もいるかもですが、メガネの測定は知識の他に「人とのコミュニケーション能力」が必要とされます。なぜコミュニケーション能力が必要かというと、お客さんが望む見え方は何なのか?を相手の気持ちになって考え、その「答えを引き出すための質問」をしなければいけません。究極を言えば、僕たち測定者はお客さんが見たい「明視域」を知りたいわけですよね?でもそれってお客さん自身も「何が見えにくいのか?」をわかっていないことが多いので、こちらが「明視域」を限定していく「質問」が必要となってくるわけです。そこで、お客さんが安心して「この人に話していいんだ」と思ってもらえる空気づくりがとても大切なんです。「そんなのコミュ力高いやつがやればいいじゃん、自分は自分のペースでやらせてくれよ」「完全矯正値ぐらいを入れといたら良いんじゃないの?」という方には、この動画はなんの意味もないので、ここで動画を閉じてください。僕自身は、プライベートで人と接するのは極力避けたいタイプですが、仕事の時は心理学を使いコミュニケーションをうまく取る「もう一人の自分」がいます。心理学の技術を使えば、自分の性格がどうであろうとコミュニケーション能力を高めることができるからなんですよね。ですので、自分の性格などは置いておいて、いかにプロとして演じられるか?ということになるんです。「演じるだなんてサイテーだ!!」「本当の自分で接客しろよ!」という人はいないと思いますけど、あくまで自分という性格に「演じる」をプラスするような感覚ですね。心理学でペーシングとは、話す速度、声の大きさや高低、相槌やうなずきの頻
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遠近両用と中近両用の提案をどのタイミングで切り替えるのか?を解説します

まず、遠近両用と中近両用の基本的な特徴をおさらいしましょう。遠近両用レンズは、レンズの上の方が遠くを見るための度数、下の方が近くを見るための度数になっています。しかし、レンズの設計上、遠方視野は広いもののパソコンなどの距離から手元にかけて視野が狭くなり、1番近いところはハガキ一枚分くらいの広さになる特徴があります。中近両用レンズは、主に50センチくらいのパソコンの距離から、2、3メートル離れたところまでを見るためのレンズです。中間部分の視野が広い分、遠方視野がほとんど確保されていないので中途半端に遠方を必要とする方には不向きな設計です。では、このレンズ設計の違いを踏まえて、それぞれをどんなタイミングでどんな方に提案すればいいのか?を解説していきます。まず、遠近両用をおすすめする人はこんな感じです。・40代後半から50代前半の人例えば、48歳の営業マンのAさん。外回りなどが多く、最近スマホの文字が見づらくなってきた。・運転する機会が多い人車の運転中は遠くの看板も見たいし、ナビの画面も見たい。・外出が多く、様々な距離を見る必要がある人 例えば、50歳の小学校の先生のBさん。黒板を見たり、生徒の顔を見たり、手元の書類を見たり。遠近両用なら、自然な姿勢で全ての距離を見ることができます。・目線を自然に上下できる人遠近両用は、目線を上下に動かすことで焦点距離を変えるので、初めての遠近が70歳以上の方だとあえておすすめはしない方が無難ですね。続いて中近両用をおすすめする人はこんな感じです。・50代後半以降の人 例えば、58歳のwebデザイナーのCさん。パソコン作業が増えて、遠近両用の視野では
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「完全矯正値だけが正解と思う危険性」

今回のテーマは大きく分けると3つです・眼鏡の慣れ・KBの状態を確認する・慣れやすい度数の目安眼鏡の測定をするときに、完全矯正値をベースにするのか、眼鏡の慣れをベースにするのか?こんな疑問をみなさんはもったことはないですか?基本的に初めのうちは完全矯正値をベースにするよう教えられることが一般的のようですが、この眼鏡測定マスター塾では、完全矯正値と眼鏡の慣れをミックスした理論でお伝えしています。そもそも眼鏡の慣れとは何か?人の体には「慣れ」と言われる能力があり、その変化は若いほど早く慣れやすく、年を重ねるごとに遅くなります。年配の方が時代の変化についていけず思考が固まっている人が多いのはそのためですね。こと眼鏡に関しても同じで、同じ度数に長い期間慣れるほど、新しい度数の変化に慣れる速さは年代によって変わります。イメージは次の通りで、「若い人ほど変化に慣れるのが早くがまん強い」「年配になるほど変化に慣れるのが遅くがまんできない」これを前提とした度数の処方がお客さんにとって精度の高い処方となることが多いです。たまに「この処方は間違いないから信じて慣らしなさい」と高齢者に強制する方もいるようですが、はたしてそれはその人にとって最善の度数なのでしょうか?なぜなら人それぞれ「がまんできるレベルは違う」からです。目的のために多少の痛みをがまんできる人もいれば少しの変化にもがまんできない人がいます。「正しい処方=希望された見え方に近づける」は正論なのですが、その見え方にこの人は慣れる気があるのか?そもそもこの人はその見え方を望んでいるのか?をよく観察する必要があると考えます。また、悪い意味で低矯
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中近両用がわからない人へ 「失敗しない中近両用の処方」

今回の内容は大きく分けて3つです・中近両用の設計とフィッティングポイント・中近両用をおすすめするタイミング・中近両用の処方まず、中近両用の設計とフィッティングポイントですが遠近両用と大きく違うのは、中間部分の視野が遠近の設計と比べて大幅に広いというところです見た目的にはこんな感じで遠近両用の設計を広げてみたイメージになりますそもそも中間部分の見え方を広くする設計なので用途も遠方視野はせまく、数メートルくらいが見える程度の設計です使い方は目線を水平にした部分にパソコンなどの距離にピント調整が入る設計なので基本的には完全矯正値で処方すればOKフィッティングポイントに加入度数のおよそ40%が変化して入るようなイメージですが、これはレンズメーカーによって多少変わりますので考え方としては「加入度数の半分よりちょっと少なめがフィッティングポイントにくるんだな」でOKです。加入度数に0.4をかけるとフィッティングポイントに来るおよその加入度数が出ます例えばこんな感じです加入度数が2.00の場合だと、0.4をかけると0.8なので、加入0.8が遠方度数に入ってくるイメージです遠方度数がS-5.00だとすると                               25% S-4.50 加入0.5040% S−4.20ぐらい 加入0.8050% S-4.00   加入1.0075% S-3.50 加入1.50100% S-3.00 加入2.00度数としては、水平に見た視線の位置くらいにS-4.25くらいの度数が入るの
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「失敗しない初めて眼鏡の度数あわせ」

眼鏡屋に入って、覚えることはたくさんありますが、その中でも特に大切な業務に「眼鏡測定」があります。眼鏡の測定方法はたくさんありますけど、最終的に仮枠で見てもらう作業は同じですので、測定において大切なことを知っておくと、測定の精度とスピードが段違いになってきます。眼鏡測定において大切なことはこちらの・測定数値はあくまで情報・明視域を知る・生活環境をヒアリングして度数を決める・具体的な度数合わせまずはじめに、「測定数値はあくまで情報」ということですが、初めて測定する時は、それぞれの現場で測定するために機械操作を教わると思いますが、大切なのは操作方法ではないことを知ってください。測定をこれから始める方は、「え?機械操作が大切じゃないの?」と思われると思いますが、そのとおりです。そもそも機械で何を測定しているのか?ですが、その方の潜在的な目の状態、いわゆる「近視」とか「遠視」とかがあるのか?を調べて、どれだけ「見る力」があるかを測定しています。つまり、機械で数値化できたとて、その先にある「じゃあどれだけ数値を入れたらいいのか?」とは別問題だからです。機械の操作はそれぞれあると思いますので、それはその現場でのやり方を習得し、その先である「処方の仕方」を学んでいきましょう。次に、「明視域を知る」ですが、眼鏡の測定で大切なことは「明視域」を理解することです。「明視域」といえば、むずかしく考えがちですが、「人が見える遠くから近くの範囲」という認識でOKです。眼鏡の度数はこの「遠くが見える場所」「遠点」から物を近づけてギリギリまで見える場所」「近点」を決めています。こちらの図を見ていただくとわか
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「遠近両用と中近両用の間のレンズとは?」を解説します

眼鏡業界では、大きくわけて遠近、中近、近々などの累進レンズが存在し、用途によって使い分けていくことが「眼精疲労対策」になります。その中でも特に使用頻度、世間への認知が高い「遠近両用」と「中近両用」ですが、今回はその「間」のレンズを紹介します。名前の呼び方は眼鏡屋さんによって違うので、僕はそのまま「遠近と中近の間のレンズ」と呼んでいます。今回はニコンさんの画像を引用させていただいているので名前は「ウォーク」と呼びます。特徴としては、大きくわけてこちら・部分的には遠近と近い見え方・中間手元視野が遠近より広い・日常の大部分で使用しやすいまず・部分的には遠近と近い見え方ですが、遠近両用と比べて遠方視野が少し狭くなりますが、真正面で見る分にはわりとしっかり遠方も見える設計となっています。左右の視線移動を大きく使わない人であれば、日常使いとしては最強のレンズ設計かもしれませんね。ただし、遠用度数が遠近よりも上部に入る設計なので、度数をKBより弱めたり完全矯正値より弱めに入れると見えにくい場合もあるので、 運転は絶対する!と言う方には、運転メインの遠近両用と、それ以外の日常生活用としてかけかえの提案をするといいでしょう。次に・中間手元視野が遠近より広い遠近両用よりも中間から手元の視野が広めになる設計なので、パソコンや手元の資料、スマホなども見やすくなります。中近両用よりも加入度数の変化がゆるやかなイメージですので、遠方度数が視線に多く入ることにより、やや遠方重視の中近みたいな感覚ですね。では、遠近とウォークはどのように考えて提案すれば良いのか?を紹介します。大きく分ければ、・運転も絶対するな
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「眼鏡の度数が合わない」と言われるには理由がある話を解説します

処方交換とは、一度処方した度数が進んだりなじまないといった理由で交換することですがほとんどの理由は「慣れることができずに度数をもとに戻したり度数を前後すること」ですもちろん慣れに関しては人それぞれ度合いが違うので絶対に防げるといったものではありません交換保証が半年から一年ついている眼鏡屋さんも多いかと思いますので交換自体が悪いことではないと思いますとはいえ、眼鏡の利益としてはマイナスになることは間違い無いので「防げるものは防ぎたい」というのが実情だと思います。そこで今回は「防げる処方交換は防ごう」ということがテーマですそもそもなぜ処方交換が起こるのか?考えられることは次の5つの項目です・明視域を定められていない・設計をお互い理解していない・比較ができていない・するべき測定ができていない・相手を見れていないまず・明視域を定められていないですが、問診の時にこの明視域を定められていないと確実に処方交換は起きます少しの誤差は目の「調節力」を使ってピント調整できるのでなんとかなりますが、これは年齢が高齢になるほど範囲は狭くなっていきます例えば若い方なら10センチくらいの距離的誤差があったとしてもピント調整できますが、年配の方や眼内レンズを入れた方だと数センチの誤差も「見えにくい」と感じますなので、できるだけ明視域を主訴に合わせることが大切となってきますしかし、この明視域は勉強用の問題集では決まっていますが、実際のお客さんは漠然と「見えにくい」という表現になるので、これをどれだけ深掘りする問診ができるか?がポイントです例えば「遠く」や「近く」の感じ方は人によってさまざまで、3メートルくらい
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眼鏡測定初心者が 実践前に知るべき知識7選

眼鏡測定初心者が実践前に知るべき知識7選ということで、大枠はこんな感じです・明視域・調節力・レンズの設計・処方度数の目安・完全矯正と慣れ・問診・クロージング測定初心者の方からしたら言葉の意味すらわかんねーよ!と思うかもですがとても大切なことなので一つずつ覚えていきましょう。「眼鏡の測定を教わる」と聞くと、だいたいがフォロプターなどの機械を使った「完全矯正値の出し方」を教わると思いますが、この眼鏡測定マスター塾ではそんなことはわざわざ言いません。機械の使い方はそれぞれ違いますし、それは、それぞれの現場で方法を学んでもらえればと思います。「完全矯正値を出す方法」よりも「お客さんが求める見え方」を出せる方法を知ることの方が、もっと大切だからです。眼鏡測定の本質を知り、少しずつ実践で確信を得ていきましょう。それではまず・明視域についてですが、簡単に言えば、眼鏡の度数とは、どこまで遠くが楽に見えて、どこまで近くが楽に見えるか?という範囲を決めています。この見える範囲のことを「明視域」と言って、その範囲を 遠点とか近点と呼ばれています。よく「おれ視力1.2だぜ、すげぇだろ?」とか言われていますが、それはただ遠点にピントが合っている状態で、近点を見るときは疲れやすい目の状態になっています。例えば、学校などでA判定とかB判定とか分類されるので、Aが良いみたいな風に聞こえますが、実はB判定くらいの方が「目には優しい状態」なんですよね。次に紹介する「調節力」と合わせて解説していきますね。・調節力とは、「自分の目の力」いわゆる「目を凝らせば見えやすくなる力」のことで、この力を僕はゲームなどで使われる
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「遠視眼鏡処方の考え方」を解説します

視力測定初心者でもベテランでもお客さんに、これを聞かなければ測定が始まらない「質問」が最低3つあります。それは、「今の眼鏡の見え具合、今の眼鏡の使用年数、新しい眼鏡でどこを見たいか」です。眼鏡が初めての人には「今裸眼で見ていてどこを見る時に困るか」でOK。なぜそれを聞かなければいけないかというと、眼鏡は今まで使用した年数によって見え具合が記憶され、新しい度数に変化があるほど違和感を感じます。この違和感をなるべく少なくしつつお客さんの主訴にそった処方ができることが、精度の高い測定だと僕は考えますではまず、遠視の人を測る場合に気をつけるべき点を解説します遠視は生まれつきの場合もあれば子供の頃、弱視矯正がされなかったりといろんな場合があります。眼鏡が「今回初めて」という16歳以下で遠視の数値が出た人を測定することになったら迷わず眼科に送ってください。レフの数値が+1.00以内なら「まぁいいか」とも思いますけど一回は案内する方が優しいなと思います遠視の人は20歳までに何らかの矯正をしてきていることが多いので、KBを持っていることがほとんどです。なので遠視はKBベースの処方がマストになります。もし破損などでKB度数がわからない時は、体感的にKBの見え方がどんな見え方だったのか詳しく深掘りして仮枠で細かく近づけていくことになります。ではまず「KBが無い場合」の遠視処方について解説しますね。ここから遠視処方の例題 1⬇️KBを破損してデータがレフ値のみの場合。裸眼視力0.5 レフ値 S+2.00 C-1.00 AX90加入度数 +1.25完全矯正値 S+1.50 C-1.00 AX90 視
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「遠近両用」と「中近両用」の使い分けを提案する処方を解説

みなさんは「遠近両用」と「中近両用」をどのようなタイミングで提案していますか?よくあるのは、遠近両用で見えにくいパソコン作業を改善するために、中近両用を提案したりするのではないでしょうか?ここまでは眼科さんとかでもよくある提案だと思いますが、眼鏡屋独自の提案はここからだと思います。そもそも遠近両用はこちらの図のように「遠方重視で手元はおまけ」みたいに昔から言われているレンズなので、本来は運転などの遠方を見ることを基本とした設計なんですよね。レンズ技術の進歩と共に、視野が広くなってきていることもあり中間度数でパソコンを見たり、手元も以前より広くなってはきているようです。しかし、それでも遠近は遠近。スーツにストレッチが入って少し着やすくなった程度なのです。中近や近々とは設計による特性が違うので、やはりすべての視野の広さを他の設計を上回るほどではないんですよね。そこで眼鏡屋は、遠近両用とは別に、家用の中近両用を提案していくわけです。(商売としてという観点もありますが、単純に目に優しいからです)もちろん在宅でもデスクワークに特化するなら、近々もいいですし、広いモニター画面に合わせるなら遠近の設計で近々っぽくするワンランク上の処方度数設定にするもよしかと思います。中近両用は遠近両用でも満足できなくなってきた、50代以上のデスクワーカーを対象に提案することが多かったと思いますが、よくよく考えてみればスマホ社会である今って家の中で見ている場所ってほとんどが「近くの距離」なんですよね。おそらく20年位くらい前には、ほとんどパソコンやケータイ電話も普及していなかったので遠近両用で十分満足できる生
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「ミスらない近々両用の 鉄板加入はどれ?」を解説します

近々両用は10年以上前から存在するにも関わらず、世間での認知は「遠近両用」に遠く及ばない印象があります。その原因の一つとして、「処方する僕たちの理解」が少ないところもあると考えられますね。例えば「そもそもテストレンズが置いていない」「テストレンズの加入度数が1つしかない」「よくわからないから、とりあえず遠近でいいだろうという考え」などなどが挙げられますテストレンズがなければ体験できないのでどうしようもないですけど、無いなりに知識があればなんとかすることはできます。まずは近々両用の特徴や加入による違いを確認していきましょう。近々両用は老眼鏡の度数に逆加入と呼ばれる度数をレンズ上部に入れることで、少し先の距離も見えるようにする設計です。逆加入度数は−1.00 -1.50 -2.00が一般的で度数が強くなるほど遠方の距離が見えやすくなるメリットがある反面、左右の視野が狭くなるデメリットがあります。見える視野のイメージは遠近両用を逆さまにした感じで手元が広く、遠方になるほど狭くなっていきます。遠近両用は手元の視野がおまけくらいなのに対して、近々両用は遠方の視野がおまけになる感じですね。比率としては手元8割遠方2割みたいなイメージです。奥行きの見え方は加入度数で調整していきます。では、どのように近々両用の処方をするか?を解説します。まず近方度数を確定するために、「1番近い距離でどこまで見たいか?」を問診で確認し、近方度数を決めます。例えばS−6.00の60歳くらいの方をモデルにしてみます。この方は普段遠近両用と中近両用を併用しながらデスクワークをしていて、いずれも完全矯正値に加入度数が2
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老視処方の考え方「初級から中級編」を解説します

測定をはじめて間もないころは手持ちの武器となる知識が不足しているので、処方の選択肢がせまくて苦労しますよね?僕も測定し始めた頃は、近視の測定くらいしか教えてもらってない状態で、まずは対人測定に慣れるためにやらされていた気がします。今思えば、圧倒的に知識が不足していたので「とりあえず完全矯正値いれとけ」と言った残念な処方になっていたと思います。簡単な測定に慣れてくると眼鏡処方の流れというか全体像がなんとなく見えてくると思いますが、
同じく「壁」にもぶつかると思います。自分の処方度数は合っているのか?とか、提案した設計は最適だったのか?とかですね。自分が処方した度数に「なじめない」と返ってくることがポツポツ出だしたり、
なぜこの人になじまなかったのだろう?と考えるはずです。多くの人はここで「まぁたまたま合わなかっただけだな」で終わらせてしまい、
何年も同じ間違いを繰り返して行きます。実はこれ、たまたま合わなかったわけではないんですよね。どういうことかと言うと、眼鏡の測定を教えられる時、ほとんどがそもそも本質的ではなく、座学をベースに教えられるので、「測定数値イコール正解」だと勘違いしてしまうんです。本当は、・お客さんの主訴を聞く方法・測定数値とKBの比較・眼鏡の慣れを考慮した処方この流れを補足するために完全矯正値を出す手順や明視域などの座学があるので、ここは勘違いしないようにしましょう。眼鏡処方の基礎であり奥義は、
「今の眼鏡の何に不満があり今回はどうしたいのか?」を深く聞き出し明確にしていきます。その上で
「眼鏡で出来ることと出来ないこと」を説明して「理解」して使用してもらえるか
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眼鏡測定で初心者からベテランまで聞きたい質問15選

今回は眼鏡測定に関してよく聞かれる質問を15個、箇条書きでまとめてみました。1. レッドグリーンやクロスシリンダーテストの切り上げタイミング2. 乱視の軸度をどこまで変えて大丈夫か?3. 遠近両用と中近両用の提案を切り替えるタイミング4. 加入度数を決める際の考え方5. 瞳孔間距離が測定値とKBの差がある場合の対処法6. 強度近視の度数を変化させる適切な範囲7. 不同視の度数合わせで気をつけるポイント8. 初めて累進レンズを使う方への鉄板説明9. 測定の必殺クロージング 10. 「前の眼鏡の方が見やすかった」と言われた時の対応11. KBと新しい測定結果に大きな差がある場合の処方決定方法12. 下方視が苦手な方への処方13. 遠視の便利処方14. 近々両用の処方ポイント15. 乱視軸が左右で大きく異なる場合の処方決定方法それではサクサク解説していきます。1. レッドグリーンやクロスシリンダーテストの切り上げタイミングよくひたすら赤、赤、赤とか2.2.2みたいに同じ回答ばかりなる場合がありますが、そんなときは3回目に同じ回答になった場合は次の測定に移ります。同じ回答が続きすぎる場合は、正しく測定の意図が伝わっていないか、目の異常が考えられるからです。例えばレッドグリーンの説明をするときに、赤か緑のどちらがハッキリ見えますか?と言いがちですが、僕の場合は、「赤と緑の色は同じくらいの濃さに見えますか?どちらかが濃く見えますか?」と質問し、「ではこれで同じくらいに見えますか?」という感じで進めていってます。2. 乱視の軸度をどこまで変えても大丈夫か?基本的に慣れられそうならKBから15
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