JR大阪駅のサウンドスケープを考える
普段から仕事でもプライベートでも頻繁に使用するし、昔から親しんで、よく知っているJR大阪駅のホームのサウンドスケープについて考えたい。 これまでの印象は、大阪駅の音環境は良くないもの、と決めつけていた。いやそれ以前に、この駅の音環境云々という発想すらなかった。 サウンドスケープとは「個人、あるいは社会によってどのように知覚され理解されるかに強調点の置かれた音環境で、個人とその環境との関係によって決まる」と定義される。 であるから、この大阪駅の音が心地よく大好きだという人もいて当然だし、その考えも受け入れないといけない。 そういう観点から、改めてJR大阪駅のホームを感じてみた。 1、2番線の大阪環状線のホームに立つ。環状線の各駅のホームでは、電車の発車時に、大阪にゆかりのある歌手のヒットメロディが発車ベル音として流れている。 因みに大阪駅は、やしきたかじんの「やっぱ好きやねん」である。これは好意的にみれば大阪的であると言えるが、私はベタ過ぎて好きにはなれない。また、この曲を知らない若い世代の人には、音の羅列としか捉えないだろう。 普段は、そこに存在する音を意識したことはないので、環状線のホームのある地点にしばらく立ち止まったり、端から端までゆっくり歩いて、どんな音が存在するのか注意深く聞いてみた。 人々の声、アナウンス、発車ベル、電車が接近するのを知らせる音楽、電車の走行する音。そして、今回初めて気が付いたが、聞いたこともない小鳥のさえずりのような音が聞こえてきた。以外だった。殺伐として無機質なホームに自然な音を混ぜて少しでもそこにいる人々の心を和まそうとする意図なのだろうと思
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