574.プロテインの「ホエイ」「カゼイン」「ソイ」ってどう違うの? 飲み過ぎの“弊害”
プロテインの「ホエイ」「カゼイン」「ソイ」ってどう違うの? 飲み過ぎの“弊害”も管理栄養士に聞いてみた
運動習慣のある人はもちろん、近年は健康や美容を意識している人、ダイエット中の人からも注目されている「プロテイン」。不足しがちなタンパク質を手軽に摂取できるとして人気を集めていますが、あなたはプロテインの種類である「ホエイ」「カゼイン」「ソイ」の違いや、飲み過ぎの弊害について正しく知っていますか。プロテインにまつわる疑問について、管理栄養士の桜井このさんに聞きました。
プロテインはあくまでも“サポート”
Q.プロテインにはどのような種類があるのですか。
桜井さん「プロテインは、主要な原材料に合わせて『ホエイプロテイン』『カゼインプロテイン』『ソイプロテイン』の3種類が一般的です」
【ホエイプロテイン】
牛乳を原材料にしているもので、母乳に成分が近いといわれています。低カロリーかつ摂取できる栄養素が多く、体内への吸収も早いことから、運動を習慣にしている人やアスリートなどに好まれているプロテインです。
【カゼインプロテイン】
牛乳に含まれる「カゼイン」を使用しています。ホエイが水に溶けやすく吸収が早い一方で、カゼインはチーズやヨーグルトなどを作るときに利用される『固める』性質を持つため、体内にゆっくりと栄養が吸収・補給されます。
【ソイプロテイン】
名前の通り、大豆が原料のプロテインです。吸収はやや遅いものの、植物由来のアミノ酸が豊富であったり、カロリーを抑えながらタンパク質を摂取できたりするメリットがあります。また、大豆由来の成分のため、牛乳が苦手な人でも飲みやすい
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