テレビ業界に勤めていた時に体験したほんの少しだけ怖い話
こんにちは。こまりです。今回は「ほんの少しだけ怖い話」をお話しします。-----------------------【 episode2 】お兄さんの編集ブース取材先から帰り、撮影したテープを見返そうと、ゆっくりと取材テープを再生できる場所を探していました。たまたま映像を編集するための編集ブースが空いていたので、そこを使わせていただくことにしました。なぜか妙に寒いその小部屋で再生デッキにテープを入れたとき、ふと後ろに黄色いTシャツを着たお兄さんが立っていることに気づきました。題名にて「ほんの少し怖いお話」としていることでもうお察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、このお兄さん、どうにもこの世の方ではないようでした。昔から機械に干渉する幽霊のお話は多く、電波の飛び交う場所は溜まりやすいなどと言われますが、テレビ局にはそれなりにこういう方がいらっしゃいます。他のブースに変更しても良いのですが、そんなことよりも疲れていて、移動するのがちょっと面倒です。特に何かするわけでも睨んでいるわけでもないし、まあいいかと私はそのままその場所でテープを再生することにしました。少し経ってから、一緒に取材に行ったディレクターが様子を見にきました。もともとラガーマンだったそのディレクターは、現役引退後も体を鍛えていて、ザ体育会系というかんじの溌剌さのある方です。ディレクターのAさん(仮)は、一緒にテープを確認しようと来たらしいのですが、私の顔を見て「なんか調子悪いの」と心配してくれました。「なんかこの部屋ちょっと寒くて…」「そういえばこの間、ここのブースでいきなり扉が閉まったとかで、みんな騒いでたなあ
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