月星座について
数年前にマドモアゼル・愛先生が提唱して話題になった、《月星座はその人の欠損を表す》という理論。とても斬新な解釈であるにもかかわらず、多くの方が納得するという異例の展開に、圧倒的な存在感を放ちました。大昔から続いている占星術の新解釈を見つけた愛先生…凄すぎです。私も、その月星座の解釈に救われた一人で、初めて見た時、頭をガツンと何かで殴られたような衝撃が走ったのです。(本当に…)私はそれまで、ある月的なことにものすごい執着していた時期で、それはもう苦しくて苦しくて…自分はもっとできるはず…と自分に期待して…でも上手くできなくて…そんな悪循環にいた時でした。そんな時、そのまさに執着していたことを「欠損」と言われて、悲しくなるどころかものすごい安堵と喜びを感じてしまいました。「そうか、そうだったのか、どうりで…」という納得感と安心感に包まれました。「助かった…」とすら思いました。まるで、牢獄からの、開放感です。だから、愛先生は命の恩人だと思っています。この素晴らしい月理論を私も広めたい、そんな思いが溢れました。しかし、月の欠損に気づいたその後も、「分かっているのに」なかなかスッキリと抜け出せない日々。一生懸命意識しているのに、気がつくと忘れていて、いつの間にかまた月的な執着にはまっている…。それほどまでにこの月の意識は私達の心の奥底に、根強く残っているのです。それから数年、最近になるとやっと月的な感情を捨てる、まではいかないのですが「飼い慣らす」程度にはなってきました。今でも、意外なスイッチで月的な感情に支配されそうになることがありますが、「おっと、危ない…」という感じで、元に戻るの
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