『マンガでやさしくわかるオープンダイアローグ』向後義之・久保田健司著/大舞キリコ作画
本日はオープンダイアローグについて入門編をまとめていこうと思います。関連する前回のブログ↓本書のマンガパートは、主人公の大学院生・望月真彩が実習生としてセラピスト・広田満のもとを訪れるところから始まります。Prologue オープンダイアローグという奇跡01 「治る」とはどういうことなのか統合失調症のクライアントのケース1統合失調症のクライアントのケース2<省略>02 オープンダイアローグという奇跡オープンダイアローグとは?近年、フィンランドの西ラップランドの家族療法家たちが中心になって行っているオープンダイアローグと呼ばれる心理療法が、投薬なしで統合失調症の治療に対し効果を上げているという研究結果が発表されました。オープンダイアローグは、基本的に、精神科医、看護師、ソーシャルワーカーなどによるチームで対応するアプローチで、ミーティングとリフレクティングという2つのプロセスで構成されます。・ミーティングクライアントから相談を受けたスタッフが中心となって、看護師、精神科医などのメンバーを招集しクライアントを含めたミーティングを行います。その際、すべての参加者には、平等に発言の機会と権利が与えられます。また、クライアント本人抜きではいかなる決定もなされません。・リフレクティングクライアントの目の前で、専門家たちがミーティングの結果について話し合うことです。つまり、クライアントが、専門家たちを逆に観察することになります。こうしたアプローチはリフレクティングと呼ばれます。リフレクティングにより、クライアントは、俯瞰的に自分自身の状況を理解し、治療チームそれぞれのメンバーの視点を知ること
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