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衝撃の、という言葉では足りない ハンチバック

芥川賞受賞作である「ハンチバック」は市川沙央さんの1作目の長編小説です。市川さんは自身が難病により人工呼吸器と電動車椅子を常用されています。本を読むことはそれ自体がバリアフリーではないということに気付かされる衝撃の作品でした。<あらすじ>背骨がゆがむ重い障害を患っている釈華は、両親が遺した遺産とグループホームでこたつ記事を書きながら通信制の大学に通う大学生。誰も見ていないような弱小SNSに赤裸々な書き込みをしていたが、アカウントが介護職員の男性に見つかってしまい・・・芥川賞受賞作品ながら、本当に出版しても大丈夫なのかという語彙力を失うほどの書き出しで冒頭から「私は何を読まされているんだ?」と思わず読んでいる本を確認しなおしました。96ページの短い小説ですが、あまりにも重い96ページでした。読んだ後は言い訳もできなくなりました。動けない障がい者だから世間のことなど何も知らないであろう、という自分の中の偏見が炙り出された小説でした。紙の本が健常者にとって当たり前すぎる存在で本を持つ、めくる、読むという行為自体がノンバリアフリーであるという健常者への一撃。『ハンチバック』で復讐をするつもりでした。市川さんが芥川賞の授章式で言い放ったそうです。偏見なんてないよ私の周りにも障がいを持った人はいるからわかっていると思っている人に読んでほしい一冊です。
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7月24日は?「河童忌」!どんな日なの?!

皆様いつもありがとうございます。 7月24日は 「河童忌」 なんだそうです。 河童が何かしたの? 河童をお祀りしたの? って思いますよね! 一体何の日なのでしょうか? 1.「河童忌(かっぱき)」ってなに? 大正時代を代表する 小説家・芥川龍之介 (あくたがわ りゅうのすけ) の1927年(昭和2年)の忌日。「河童忌(かっぱき)」 の名称は、 龍之介が 生前に好んで河童の絵を描き、 また 短編小説『河童』が あることにちなむ。 その他に、 号の 「澄江堂主人 (ちょうこうどうしゅじん)」 に由来して 「澄江堂忌」や、 俳号の 「我鬼(がき)」 に由来して 「我鬼忌」 とも呼ばれる。 2.芥川龍之介について 1892年(明治25年)3月1日東京市京橋区入船町 (現:東京都中央区明石町) に父・新原敏三、 母・フクの 長男として生まれる。 家は 牛乳製造販売業を営む。 母が精神を病み、 母の実家芥川家に 預けられる。 11歳の時に 母が亡くなり、 芥川家の養子となる。 芥川家は江戸時代、 代々徳川家に仕えた 奥坊主 (おくぼうず:職名の一つ。 江戸城内の茶室を管理し、 将軍や大名・諸役人に 茶の接待をした坊主) の家である。 家中が 芸術・演芸を愛好し、 江戸の文人的趣味が残り、 早くから文芸への関心を持つ。 1913年(大正2年)、 東京帝国大学英文科へ進学。 在学中の 1914年(大正3年)に 菊池寛(きくち かん)、 久米正雄(くめ まさお)らと 文芸雑誌・第三次 『新思潮(しんしちょう)』 を創刊する。 1915年(大正4年)、 代表作の一つとなる 短編小説 『羅生門(らしょ
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芥川賞・直木賞 該当作なし

 こんにちは、効率オタクです。 芥川賞・直木賞において、今回は「該当作なし」という結果が発表されました。選考委員会の見解としては、新しい試みにあふれた作品は多く見られたものの、もう一段の完成度が欲しかったということ。また、全体のレベルが拮抗しており、突出して票を集める作品が現れなかったとの事です。 この「該当なし」という判断は、出版業界や書店などにとっては大きな痛手となり得るものです。しかし、この決定は十分に意味のあるものだと感じます。受賞作を無理に選ばず、疑問を問う姿勢は、文学の水準の高さを保つことにつながるのではないでしょうか。 将棋の世界ではAIの登場によって劇的な変化が起きました。プロ棋士たちはAIを研究に活用し、局面の読みや着手の精度が格段に向上しました。また、AIによって形勢が数値化されることで観戦スタイルも変化し、「見る将棋」も含め業界全体が盛り上がりを見せました。最近では次の一手で「人の選択率」という項目まで出ており次の一手の難易度までわかるようになりました。、AIが示す手に対してプロ棋士が解説し、どのように人間の感覚で対局を捉えているか面白みも増しました。 一方、文学の世界も確実に水準は上がっていると思います。ただし、将棋とは異なり、数値で測ることはできません。読めばすぐに「これはAIが書いたのではないか」とわかるような文章もありますが、もっと微細な表現においては判断が難しい場面も増えているのかもしれません。 もしトップクラスの作家たちが執筆や推敲の一部にAIを大きく頼っていたとしたら、そこにはある種の型のようなものが現れプロの目はごまかせないのかもしれません
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芥川賞って・・・

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