他の予備校の解答例と比較してください。~「パンゲア・プロキシマ大陸」順天堂大学医学部2022年
(1)問題
図は約2億5千年後に形成されると予測されているパンゲア・プロキシマ大陸を示している。この大陸にはどんな世界が広がっていると思うか、800字以内で書きなさい。
(2)考え方
地理と地学、生物学の知識プラス想像力を総動員して考える良問。
以下の手順で考える。
(1) 大量絶滅期と進化
●大量絶滅の周期
これまで地球上では5回の大量絶滅期を迎えている。
大量絶滅期とは「生物種の75%以上が、地地質学的には短い期間(通常は200万年未満)で消滅する絶滅率が発生率を上回り加速すること」
【1回目】 約4億4400万年前(オルドビス紀末)
海に住む三葉虫、腕足動物(貝に似た生物)などの多くが絶滅。
【2回目】 約3億7400万年前(デボン紀後期) 陸上に進出を始めていた植物や動物、海に住む甲冑魚(硬い外骨格を持つ魚)などの古代魚が絶滅。
【3回目】 約2億5100万年前(ペルム紀末)
全生物の9割以上の真核生物が絶滅するという史上最大の絶滅が起こる。【4回目】 約1億9960万年前(三畳紀末) 海中のアンモナイト、陸上の大型爬虫類などが絶滅。【5回目】 約6600万年前(白亜紀末)
小惑星が地球に落下し、その影響を受けて恐竜など多くの生物が絶滅。
●大量絶滅後の進化
5回目の絶滅期に恐竜が絶滅した後、新しい種である哺乳類が進化して、繁栄する時代が到来した。
(2) 現在の絶滅期
●前提:人新世
現代は1万5千年前ぐらいから「完新世絶滅期」を迎えていると言われている。
また、産業革命以降の人類は森林破壊や化石燃料の使用によって気候変動など地球環境に大きな影響をもたら
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