説明できない気持ちにも居場所があると
私たちが、日々の生活の中で感じることの一つに、説明できない感情があります。何かが心の中に渦巻いているけれど、それを言葉にするには難しい。そんな時、自分の気持ちや状況をうまく表現できないことに、つい自己否定をしてしまったり、自分は未熟だと思い込んでしまったりすることがあるかもしれません。しかし、説明できないということは、決して未熟さの証ではありません。それは、私たちが経験している感情や状況が、言葉では表しきれないほど深かったり、複雑だったりするからです。心の中でふわふわとした感情が漂っている時、それを理解して形にするのは、簡単なことではありませんよね。言葉になる前の気持ちは、いつも少し曖昧で形を持たないもので、ハッキリしていません。うっすらと色づいた絵の具のようであり、時にはその曖昧さ自体が不安を引き起こすこともあるようです。ですが、ここでは整っていなくて大丈夫です。自分の思いや感情に向き合うためには、まずそのままの自分を受け入れて上げることが必要です。言葉にならない気持ちでいっぱいなのは、たくさん考えているからこそだと思うのです。人それぞれ、感じ方も考え方も違います。心の奥にある気持ちにゆっくり向き合って、その感覚を大切にすることで、説明できない気持ちに、安心して過ごせる居場所を作ってあげたいと思う…この頃です。
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