【親しみやすい日商二級】直接原価計算 「簿記物語」ラスト!!
人生を変える気づきを届けたい!スガケンです。日商二級を受験します。受験までの経緯はこちら!折角受験するので、これから簿記を勉強したいと思っている(しなきゃいけない)方に簿記に対する親しみやすさをお届けしたいなと思います!前回の記事はこちらです。工業簿記11回目の本日はこちら! 直接原価計算 さて、今回が簿記物語ラストです!工業簿記に少しでも親しみを持っていただきたいなと思って作成してきましたが今回が最後のトピックです。直接原価計算は原価を変動費と固定費に分類することが特徴です。最後まで「分類」が出てきましたね。変動費は製造数に比例して発生する原価(直接材料費など)固定費は製造数に関係なく一定額が発生する原価です(工場の減価償却費など)製造にかかった原価の内、変動費のみを製造原価として計算する原価計算を直接原価計算といいます。さて、少し話題が変わりますが、CVP分析というのがあります。Cost、Volume、Profit それぞれ原価、販売量、利益です。これらの関係を明らかにするための分析がCVP分析です。ざっくり言うと原価がいくらの製品を何個売るとどのくらいの利益になるかを知るための分析です。CVP分析における重要な指標が損益分岐点です。なんのこっちゃ?という感じかもしれませんが、「損」と「益」の分岐点です(押し切ってみました(笑))。言い換えると、営業利益がちょうど0円になる時の売上高のことで赤字でも黒字でもありません。この点よりも売上高が増えると利益が出て、この点よりも売上高が低いと損になります。これはメーカーにとっては死活問題なので、損益分岐点をしっかり把握し、毎月利益が
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