中小企業経営のための情報発信ブログ321:コロナ禍で低下したモチベーションの対処法
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。「コロナの影響で目標達成が全く見えず、メンバーの士気が下がっている。目標は下げられない。メンバーのモチベーションをどう上げたらいいかわからない。そもそも、自分自身のモチベーションも上がらない」といった相談が増えています。こうした状況を打開する二はどうすればいいでしょうか。
コロナ禍で、新型コロナ関連の倒産件数は3000件を超え(帝国データバンク)、東日本大震災後10年間の震災関連倒産を大幅に超える数字になってきています。業種別では、飲食、建設、宿泊と続き、依然として厳しい状況にあります。このところの新規感染者数の推移をみると、大幅に減少してきていますが、コロナ収束の目途は立たず全く先行きが見通せません。1.先の見えない時代に必要なこと
先が見えない状況では、すべての人が不安感を抱き、上司もメンバー(部下)も心身ともに疲弊し、モチベーションを高めたり維持することが難しくなっています。こんな時こそ、仕事の目標や人生の目標を自分自身で見つけていく力が必要です。
企業は、未曽有の危機に直面したとしても、「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源を、それぞれの資源の特徴を生かしながら統合し、複数の人が共に働く持続的な協働体系に仕上げ、市場での戦いに勝ち抜いていかなければなりません。その中で最も重要な経営資源は「ヒト」ですが、「ヒト」という経営資源を最大限生かすには人間関係やモチベーションのような非経済的な動機が重要になるのです。
こうした中、社会学・心理学など多様な学問を包含している行動科学が経営学に取り入れられ、「人間は何によって、
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