台風と乙、血刃と亡神

記事
コラム
 秋めいてきました。今週半ばには台風12号がやってきますが、昔は台風の事を野分と言ったそうです。
 野を分ける、強い風に吹かれてもじっと耐え、風に逆らうのではなくしなやかに受け流すのが、日柱天干「乙」の人と言われています。一見たおやかに見えても芯は強い。そんな女性になりたいものですが、私は壬なので強い風に吹かれたら大波を起こす海です。困難の時には大騒ぎをしますよ。周りが引くくらい…。大騒ぎをして周りを巻き込んでゴリ押しで乗り切ります。
ちなみに、以前、ゴリ押しって言いながらウッホウッホってゴリラが壁を押すマネをしたら夫に呆れられました。
 困難に直面した時にどうやって乗り切るかはその人次第です。自分の個性や特性に合った方法で運の波を乗りこなしましょう。   

鑑定をテキスト通りに書いていると、時々当惑された返信をされる方がいます。それは血刃と亡神が同柱されている方です。
血刃は血を見る怪我、外科手術、口舌事件といったものの暗示、亡神は策略をこらし戦略的に計画を立てる、という意味になるのですが、他所の流派だと病弱になるという意味でも使っていますので、血刃と合わさっている時には、病気をしやすい、という意味で解釈していました。
ところが、血刃と亡神を持っている人の多くが、この結果に疑問を持たれる事がわかったのです。そこで、師匠の指導通り「戦略的に計画を立てる」と「怪我か外科手術の暗示」と修正しているのですが、今度は手術=病弱と捉えてしまう人が見受けられるようになりました。そこで、この所、じっくりと両方の意味を考えてみていたのですが、先日、急に閃きました。「野心家で成功のためには血を流す事も厭わない人」なんですね。日々勉強です。
こういう人は幸運を自分からつかみ取りにいきます。恋も仕事も積極的で、多くの人が起業を希望されています。ただ、起業には向き不向きがあって、案外、ぼんやりとして見える人が冷静に先まで計画を立てていたりする事もあるので、正反対なタイプの協力者を得た方が上手くいくこともあります。
これは相性でも同じことで、個性に関しては正反対の方が相性が良い場合もあるのです。
これさえやれば恋も仕事も楽勝!なんて魔法はありません。生まれた時に吸った空気が1人1人違うので、開運方法も少しずつ違ってくるのです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す