初めてイラストの依頼をする人へ「~使用目的編~」

初めてイラストの依頼をする人へ「~使用目的編~」

記事
コラム
仕事が欲しい……。

あ、トブトです。初めましてかお久しぶりです。
もしくはさっきぶりかな。

現在収入がなくて生活が苦しいので求人を見つめる日々を送っております。
しかしちょうど新生活シーズンとかぶってしまったためか選考に落ちるばかりでお祈りメールの通知が積もるばかり……。
これでも雑務とかそつなくこなせるスキルあるのに……みんな見る目がないですね(泣)

というわけで絶賛仕事を求職中のトブトです。

なんなら仕事はいいのでお金ください。お金さえあればそれでいい。
さて、冗談はここまでにして。

今回は初めてイラストの依頼をする人のための手順というかやり方を書いていきたいと思います。

ここまで読んでくれた心が優しい人はきっとこう思ってるはずです。
「トブトさんお金に困ってるのか……足りないかもだけど少しは生活の足しになるかもだし絵の仕事頼んでみようかな」
って。
しかしこうも思ってるはずです。
「絵の依頼ってどうお願いすればいいんだ……?」

まず絵のご依頼をもらう場合でよくある相談ですが
「写真をもとに絵を描いてほしい」
「こういう感じの構成(ポーズなど)でキャラを描いてほしい」
なんてのがあります。
要は「自分の頭の中にアイデアはあるんだけど絵が描けないから代わりに描いてくれ」ってのがほとんどなんですよね。
当たり前と言えば当たり前なんですが。
ですがこの当たり前でも知らないことは結構多いと思うんですよね。
どういうことか説明するためにとあるたとえ話をしましょう。
それでは始まり始まり。

ーーーーーー

Aさん『すいません。絵を描いてほしいんですけどお願いできますか?』

トブト「あ、いいですよー。どんな感じの描いてほしいですか?」

Aさん『こんな構想でこういうシチュで描いてほしいです』

トブト「わかりました。それでは今から描いていくので出来次第報告しますね」

Aさん『ありがとうございます』

[数日後]

トブト「お待たせしました。こんな感じになりましたがどうでしょう?」

Aさん『ありがとうございます。これで大丈夫です』

トブト「それではこれで取引成立とみなしました。ご利用ありがとうございました」

後日、Aさんは描いてもらったイラストを自分が勤める会社のキャラとしてプレゼンで紹介し、それが通るのだった……。


ーーーーーー

いやー、怖ろしい話でしたねー。背筋が凍るような思いでしたよ。
え?どこが怖い話かよくわからないですって?

これAさんイラストの無断使用をしてる話なんですよ。

なんでそういうことになるのかと不思議に思う人もいるはずですよね。
簡単に言うと上記のやり取りだとAさんは使用目的のこと話してないんですよね。

使用目的とは大きく分けると「個人」か「企業」の二つに分かれます。

「個人」はそのままの意味で個人、身内など限られた中でのイラストの使用をすることですね。
例えるなら友達の誕生日に似顔絵を贈るとか、アイコン用に使うとかそういうことですね。
「個人」での使用目的ならイラストの制限はあまりありません。だって個人だからね。

ただし「企業」だとそういうわけにもいきません。
「企業」は「個人」と違って多くの人の目に留まるような広告や商品を作ることが多いと思います。
それが仕事ですからね。自分を売り出すためには必要なことです。
私もよくTwitterで宣伝とかしてましたし。
「企業」と言うと会社などの大きいところを想像すると思いますが小さな店の看板やチラシに使う場合も同じです。
問題はこの広告や商品にイラストを使う場合です。
この場合イラストはその企業の顔になるわけなので当然ややこしい版権の問題が発生します。
版権というのはつまり「この絵は私のものですよ!」と主張できる権利なわけですね。

この場合イラストの版権は当然描いた人のものになります。
いくら依頼でお金も払ったと言っても版権までは買えないわけです。
体は売っても心までは売らない、というのと同じ感じです。

それじゃあ、「企業」の人は絵の依頼をしない方がいいのか?という話になるわけですがそういうことはありません。
この問題を解決するとても簡単な言葉があるんです。

それは「事前に企業で使用する」と伝えることです。

……え、なんですかその微妙な反応は。(;'∀')

いや本当にこれだけなんですよ!この一言があるとないとでだいぶ違うんですからね!?
待って!ブログ読むのやめようとしないで!閉じないで!
ちゃんと理由説明するから!

……ふぅ、あぶねぇあぶねぇ。(;^ω^)

さて、なぜこの一言が重要かというと絵師さんが「企業」を意識したイラストを描くようになるわけです。
もう少しわかりやすく説明すると「企業」で使用するイラストはさっきも言った通りその顔になるわけです。
ではその顔となるイラストがみんなが知ってる有名なキャラクターにめちゃくちゃ酷似してた場合どうなると思いますか?
法律に詳しくなくてもなんとなくダメだってことはわかりますよね?

過去には市のキャラクターとして作ったマスコットの着ぐるみがポケ〇ンの某ねずみにものすごく似てることがあってそれが問題になったことがありました。
これは元々あるキャラの版権が別会社にあるということも理由ですが、一番の理由はややこしくなるからです。

例えばもし上記の通りにポケ〇ン似のキャラクターが市のマスコットとして使われた場合、何も知らない人はどう思うのか?

「へー、ポケ〇ンって市のキャラクターとしても使われるんだー」
ってなると思うんですよ。実際そんなことないのに。
ですが事情を知らない人は市とポケ〇ンは繋がっていると思い込んでしまい、またポケ〇ンは市を応援してるのだと、優遇してるのだと思ってしまうんですよ。

これが両者納得の上でのことなら何も問題ないですが勝手にやられてたら大問題です。

学校で「〇〇君が△△さんのこと好きだって言ってたらしいよ~」「えー、お似合いじゃん。付き合ったらラブラブだよね~」という噂話がいつの間にか「〇〇君と△△さんは相思相愛で付き合ってる」となってる感じです。お互い別になんとも思ってないのに。

そういう誤解が生まれないようにするために版権は存在するんですよね。

要はイラストの使用を「勝手に使うな」「勝手に決めるな」「するなら誤解のないようにしろ」ってことです。

〇〇君は□□ちゃんのことが好きなので「勝手に△△さんのことが好きだと決めつけて付き合ってることにするな」って言ってるわけですね。〇〇君がんばれ。

イラストの版権は当然描いた絵師さんのものなのでこのあたりの権利問題はめちゃ強く出れます。
では事前に企業として使うことを伝えた場合はどうなるのか?

その場合企業は絵師さんからイラストの「使用権」を獲得したことになります。
「使用権」ってなんぞや?て思いますよね。
「使用権」とはつまり、「作ってもらったものをこちらが思うような使い方に出来る」権利なわけです。そのまんまでしたね。
「使用権」があると、たとえイラストなどの作られたものの版権が作った人のものであったとしても「限られた条件の中でのみ」自由に使うことが出来るようになります。
要は同意を得たことになります。同意の上なら問題ありませんからね。

この「使用権」の獲得は依頼する絵師さんによって条件が異なる場合があるので必ずそのあたりの確認を忘れないようにしておくといいです。
多くの場合は「誰が描いたのかわかるように明記する」てのがほとんどだと思います。

イラストの依頼をする上で「個人」か「企業」での使用を問われるのはこういった理由があるわけです。
これから絵の依頼をしたいなと考えている方はそのことを踏まえておくとトラブルが少なく済みますよ。(・∀・)

さて、使用目的のことを一通り説明したので次は絵の依頼に関する手順を……と思いましたが。
気が付いたらめっっっっっちゃ長文になっとる!?
これここまで読んでくれた人いるの!?いたら本当にありがとうございます!!m(__)m

というわけで手順や流れに関してはまた次回にするとします。

ここまで読んでくれて本当にありがとうございました。

あ、仕事の依頼とかもお待ちしてます。相談だけなら無料ですので。
誰か私に仕事をください。(切実)

2023年4月21日 著:トブト
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