YOUTUBEサムネイル作成においてクオリティよりも大事なこと

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デザイン・イラスト
こんにちは、茶ゆきです。
デザイナーとして活動しています。

さて、今回のテーマは、
「YOUTUBEサムネイル作成において、
クオリティよりも大事なこと」です。

「クオリティよりも」というか、
「クオリティよりも遥かに」といったほうがいいかもしれません。

今回は、動画SEOやマーケティングにもつながる部分ですので
サムネイルを作成する際は必ず頭に入れておきましょう。



誰に向けて見せたい動画なのか


それでは、
次の3つのサムネイルを見てください。

2.png


3.png


YOUTUBEサムネイル用のコピー (2).png

どれも、
「インストゥルメンタルの音楽」が聴けるであろう動画の
シンプルなサムネイルです。

見れば、「インストゥルメンタルの音楽が流れてくるんだな」というのが
すぐわかります。

そして、
3つのサムネイルは、それぞれ雰囲気が違うことも
すぐにわかります。


1つ目は夜景が見えていて、
しっとりとしたインストゥルメンタルミュージックが
流れてくるのかな、
というイメージが浮かびますし、

2つ目は聞いている人が集中できそうな・
集中力が高まりそうな(あるいは作業の邪魔をしない)
インストゥルメンタルの音楽が流れてくるのかな、
というものを
「イメージ」させます。


が、3つ目は、インストゥルメンタルの音楽が
流れてくるのは分かっても、
いまいちイメージが湧きません。
YOUTUBEサムネイル用のコピー (2).png

インストゥルメンタルの音楽を聴きたいと思い
YOUTUBE動画を検索するとき、
「聴きたい」と思った裏には何らかの「理由」「感情」があります。
「サービスや商品を買いたい」と思ったのと同じで、
自覚している・していないに関わらず、
解決したい動機が必ずあるということです。

大げさに言うならば、「課題を解決したい」からです。

会場やシーンで流したら盛り上がる、アップテンポのインストゥルメンタルの
音楽を再生したいのかもしれませんし、
夜寝入るためにしっとりした睡眠用のインストゥルメンタルの動画が
聴きたいのかもしれません。

「とにかくインストゥルメンタルの曲ならなんでもいいよ!」という人は
限りなく少ないです。

どれだけクオリティが高くても、
イメージがはっきりしていないサムネイルは
「結局あまりクリックしてもらえない」可能性が
非常に高いです。

YOUTUBE動画を選ぶとき、パッと目に入るのはサムネイルです。
中身がどんなに素晴らしくても、
全ての動画を開くことはできませんから
サムネイルで判断するしかありません。

飛び出してくるサムネイルは今のところありませんから、
「クオリティ」といっても限界があるわけです。

クオリティがどれだけ高くても、
目的が果たせないようなサムネイルであれば、
人は見向きもしません。

「クオリティ」よりも「その人の課題を解決するのに
合っているかどうか」です。


人は、課題を解決したい

人は「自分の目的にあった動画を提供してくれそうなサムネイル」を
クリックします。

「眠りたい」ときに
「集中できそうな動画を提供してくれる」サムネイルはクリックしませんし、
「集中したい」ときに
「眠りに誘ってくれそうな動画を提供してくれる」サムネイルは
クリックしません。

そして、「何の課題の解決になるかわからないような
イメージ」のサムネイル動画はどちらの領域の人にも
クリックされません。

必要なのは、
「安眠用の動画なら、一枚目のような安眠をすぐイメージできる
サムネイルにして安眠用に使いたい人だけを拾い上げる」
ということです。
「作業用に使いたい」人は切り捨てなくてはなりません。

全ての人を拾い上げたいからといって、
とにかくインストゥルメンタルの曲集めました!という動画、
そしてそのようなサムネイルは
結果として「どのニーズにもドンピシャな状態ではなくなる」
ということになります
(ごちゃまぜの動画にサムネイルをつけてください、と
クライアントさんに言われたら
3枚目が正解ということもありえますが・・・)。

※また、企業や組織でやっていて既に固定ファンがついている
場合は細かい区分けをしなくても
再生されます。


ただ、あくまで個人でやっている、などといった場合は
必ずサムネイルの戦略は必要です。

もともとどういう目的でインストゥルメンタルミュージックを
調べているのかが分からない?といった場合は
ブログSEOと同じで
「ラッコキーワードツール」などの関連キーワードツールを
活用して、
インストゥルメンタルミュージックと何のワードが
検索されているのか?調べてみて参考にしてもいいでしょう。


これは一つの例であって、
別にこれはインストゥルメンタルミュージックの動画でなくても
他の動画でも、商品でも、サービスでも一緒です。

SEOとは話がずれますが、
ニーズでいえばこのブログだって同じです。
「サムネイルのクオリティは大事だよね」とか、
「もっとサムネイルのクオリティを上げたい」とか、

「再生数を上げるにはもっとサムネイルの技術を
高めなくちゃ!」
「サムネイル作成の技術を上げて、案件取りたい!」とか
思っている方がこのブログ記事を見てくださると思います。

「そもそもサムネイルのクオリティなんてそんな大差ないでしょ」
と思っている人には全く刺さらないサムネイル画像(笑)ですね。

でも、それでいいんです。
「サムネイル作成のキホン」という、
「デザインに興味がある方全般」に向けたざっくりしたサムネイルは、
誰にも刺さりません。

テーマがぼんやりしているからです。


話を元に戻します。

ニーズとサムネイルのイメージがズレると、
その動画は表示だけされて再生されない、
つまりインプレッションだけ上がり再生はされない、
結果表示順も下がる・・・ということになりえます。

「誰に向けたサムネイルなのか」ということは、
しっかり最初に掲げてサムネイルに
落とし込むのがベストです。

・・・・動画がざっくりしているのに
サムネイルだけ細かくするわけにもいかないので、
担当する動画(案件)次第、ともいえますが(';')




以上です。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます!
また、前回のブログをお気に入りにしてくださった方も、
ありがとうございました!
とても嬉しいです(#^^#)
(コメント機能があるのかないのかも確認せずに
コメントくださいと言ってしまってました、
スミマセン・・・・)

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