16 塔 変化の時 ピンチはチャンス

記事
占い

塔のカードを見て、ワクワクする人はあまりいないとは思います。

あまり楽しいことが起きそうな予感はしませんね(;^_^A

確かに楽しいことが起きているというよりも、

雷が塔のてっぺんに落ちている瞬間の絵であり、

人間の傲慢さが神の怒りに触れたという、バベルの塔を彷彿とさせる絵です。

このカードからのメッセージは良くも悪くも「電撃的」である

ということです。稲妻、雷ですからね。

急な変化、思いがけない衝撃、思ってもみなかったこと、予想外、想定外。

こんな言葉で、事態を言い訳をしたくなるようなイメージですね。

だから、対応できませんでした・・・という考え方の人にとって、

塔は良い知らせではないはずです。

それはつまり悪いカードだと感じられるということです。

しかし、昨日お伝えした風の時代は、こういう想定外のことに、

柔軟に対応できるような力を求められる時代になります。

風のように軽やかに、うまく風に乗る、風を捕まえる、風を読む、

こんな言い方をするように、風は形がなく、目にも見えないため、

こちらが変化を読み、変化に乗っていく必要があります。

そうしないとずっと向かい風、または寒い北風にさらされてしまいます。

塔のカードは、雷に打たれ、崩れ落ちてしまった塔、もう元には戻らない、

こんなはずではなかった、あんなに立派な塔を建てたのに・・・

こうして後ろを向いている人には、暗くて、怖い、悪いカードでしょう。

下ばかり向いていると、チャンスの風を逃し、いっそう落ち込みます。

しかし、高い塔はもうなくなった、全くの更地になった、

だったらもう未練はないから、この土地を離れ、

土地に縛られずに新天地へ行こう。

そう考えれば、再出発の希望のカードになります。

ここにまた、一から自分のための新しい塔を建てようとすることも、

できるでしょう。

上を向いていることで、追い風に乗ることもできるかもしれません。

また塔のカードの次は星、上を向けば希望が見えてくるということです。

カードにはもともと、良い悪いはありません。

カードを見ているその人の価値観が、良い悪いを決めているだけです。

その価値観を越えていく、その自分の価値観から離れるために、

純粋にカードからのメッセージを読み取ることが、大切です。

常に絵から読み取るのが大事 です。

絵から「読み取る」のがリーディングです。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す