授業をしているとかなり成長を感じる生徒なのに、なぜか模試の点が上がらないし、偏差値が下がっていく子がいます。
『なぜなんだろう、、、?』
と昔はよく悩みました。
今はもう大体原因はわかります。
お母さんから、
『もう何をどうしたらいいか、全くわかりません!』というご連絡が来ます。
裏を返せば、ここまでお母様の好きなようにやってこられて、結局結果が出なかったということなんです。
『これでやっと良い方向に行きそうだな』と私も喜んで、やるべき内容を事細かにお伝えします。
ここから良くなるご家庭は、毎日家庭学習の内容を、事細かに教えてくれます。大量の写メを送ってくれます。それによって、どのくらい進んだか?どんな問題に❌が多いか?どのくらい書いて暗記しているか?などを把握できるようになります。
こうなってくると、子供の学習深度や穴がはっきりとわかり出し、それを授業にも反映できるので、どんどん効率良く勉強ができるようになります。
一方、ここまで来ても伸びないご家庭は、最初は頻繁にメールをいただけるのですが、だんだんと音信不通になっていきます。私の方がそんな状況に怖くなって、授業の時に家庭学習の内容を、こっそり子供に尋ねると、、、、。なぜかやるべき内容や量が変わっています、、、。
『またか、、、』という絶望感に襲われますが、諦めるわけにはいきません。
こういったご家庭の特徴は、
『すぐに結果が出ないと怖くなって耐えられなくなり、勉強内容をコロコロ変えてしまう』ことなんです。
この癖があると、特に暗記モノで足を引っ張ります。いつまで経っても社会ができない、漢字が書けないことが多いです。
また、『アドバイスした内容を一度篩(ふるい)に掛けて、ご自分の基準で取捨選択してしまう』ことなんです。
いくら緻密にアドバイスしても、その中から摘み食いされてしまうと、結局効果は出ません。
これは子供の能力の問題ではありません。司令塔の判断ミスです。
誰でも失敗するので失敗することはいいのですが、問題は『何度失敗しても他人のアドバイスに耳を傾けない』ことだと思います。現状を俯瞰してみたら、どうすべきかは自ずとわかります。
ここから大逆転するには、信頼できる先生のアドバイスを全て受け入れて、愚直にやり切ることだと思います。
もしご不安であれば、アドバイスを全面的に受け入れた上で、先生から指示された分量よりも多くやってみてください。その方がさらに効果は出やすくなります。おそらく先生は、ご家庭の状況を勘案して、ご自分の理想よりも少なく見積もって宿題を出しているはずです。先生の予想以上に量をこなしてくれたら、さらに伸びること間違いなしです。
『どんな些細なことでも、迷ったら先生に聞く。良かれと思って、勝手に内容を変えない。』
これを徹底すれば、今からでも確実に伸びます。ぜひやってみてくださいね!