今回はインターネット時代を反映した中古車の業者オークション参加方法について、その利用方法と注意点をお伝えしたいと思います。
幾つかの閲覧と入札ができるサイトがありますが、使い勝手の良さとカバーしているオークションの数(=掲載台数)の多さから、ここではアイオークとASネットがお勧めです。
両者とも比較的入会しやすいのが特徴です。
中古車を仕入れのビギナーにとって、入会条件の厳しい業販オークションよりもぐっとハードルが低く、初期投資が抑えられる利点と、過去の落札価格データーが閲覧しやすい利便性を備えています。
アイオークは、昨年まで大手中古車業販オークションのJAA(江戸川区)とHAA(神戸市)の掲載がされていましたが、両会社が最大手のUSSグループに編入したため、アイオークでは閲覧できなくなりました。
このため、毎週の出品台数が約1万台減少している状況です。
ASネットは国内最大の中古車オークション会社USSグループと提携しているために、出品台数が多い特徴を持っています。
この2サイトの会員になれば、ほぼ全国の主要業販オークションに出品される中古車が車種別に閲覧・入札できることになります。
また、今までの入札は指値で行なわれ、成約率の低さが難点でしたが、最近では自宅からパソコンとマウスを使ったPOS入札が可能な会場も増えて、会場にいる臨場感を味わえると共に、成約率を上げるサポートもされています。
両サイトとも、有料ですが入札したい中古車の下見代行サービスも行なっていますので、出品表記載の気になる点を確認してもらう事さえ家に居ながら出来てしまうのです。
また、落札できた中古車の陸送も電話で依頼できるので、仕入・調達までは一気に行なえます。
何といっても大きなメリットは、過去12週(4ヶ月)の落札実績がデーター化されている点です。
ネット販売の場合、店頭販売とは利益構造が違うので、安く販売できるのが最大の特徴です。
生活者がネット販売を選ぶ大きな理由として価格の安さを挙げています。
過去の取引データーが豊富と言う事は、仕入価格・販売価格の目安が付けやすい事を意味します。
相場の範囲で落札できれば、利益を損なう可能性は低くなわけです。
デメリットとしては、1台あたりの落札手数料が各業販オークションの会員価格に比べ約\5000ほど高いのですが、交通費を使って会場に赴き、1日を費やす事を考えれば、却って安いかもしれません。
次号では消費者から見た中古車ネット販売の不安とその解消方法について述べたいと思います。